王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

大林組 リニア工事で入札不正?

2017-12-11 07:26:00 | 社会
リニア入札不正で大林組を捜索 偽計業務妨害、偽計業務妨害容疑で東京地検名古屋の非常口工事
どうも当初のニュースでは大林組がリニア中央新幹線に関して何をやったのか報道ではわからなかったのですが(東京地検特捜部も極秘扱いだったのでしょう?!)その後の報道と合わせて読むと名郷亜名城口の工事に関して「談合」の疑いで調べている様です。

大林組といえば鹿島、大勢と清水でスーパーゼネコン呼ばれ工事高1000億円超の当時には必ず名が出る企業名だそうです。
そしてリニアの工事が総額9兆円規模で東京オリンピック後の2035年位まで続くとなると一度は(2005年?でしたか)「もう談合はやめる」と決別宣言したはずでがね?

わかっやいるけどやめられねー!!ですかね?
浜爺の好きな警察小説それも公安がらみの案件だと9兆円なんて巨額のプロジェクトは設計の段階から利権まみれで国、地方の議員と官僚そしてゼネコンの3つ巴ならぬ4つ巴の様なありさまとか??

1社だけでは談合は出来ないからスーパーゼネ皆で談合すれば怖くない!! なんて困りもんです。
もう少し規模の広がりを見ないと本当の悪が出てこないかもしれません。
しっかり見守りましょうね。


写真:9日未明大林組から出る特捜部車両

産経新聞:
平成39年の開業に向けて工事が進められているリニア中央新幹線に関連する建設工事の入札に不正があった疑いがあるとして、東京地検特捜部が偽計業務妨害容疑で、ゼネコン大手の「大林組」(東京)の強制捜査に乗り出したことが9日、関係者への取材で分かった。特捜部は8日から9日未明にかけて同社本社などを家宅捜索。押収した資料を分析し、同社幹部から任意で事情を聴くなどして実態解明を進める方針だ。

 関係者によると、大林組は名古屋市中区のリニア中央新幹線に関連する工事の入札をめぐり、JR東海の業務を妨害する不正があった疑いが持たれている。

 東京(品川)−大阪間を67分で結ぶ計画のリニア中央新幹線の総建設費は約9兆円。先行開業となる品川−名古屋間の86%、約246キロがトンネル区間となる。山岳部は山を貫いて軌道を敷き、都市部では地権者への補償が不要となる「大深度地下」を利用し建設。JR東海はこれまで22の工事で建設会社などと契約しているという。

 大林組の共同企業体(JV)は、リニア関連工事で品川駅・南工区(東京都港区)▽東百合丘非常口(川崎市)▽名城非常口(名古屋市)▽名古屋駅・中央西工区(同)−の4工事を受注。特捜部はこのうち昨年4月5日に大林組、戸田建設(東京)、ジェイアール東海建設(名古屋市)のJVとJR東海が契約した名城非常口の工事で不正があったとみているもようだ。

JR東海の担当者は「大林組に対して事実関係の説明を求めていく」と話した。大林組の担当者は「東京地検の捜査に全面的に協力していく」としている。

 偽計業務妨害罪は嘘の情報を流したり、他人を欺いたりして業務を妨害した場合に適用される。
(引用終わり)
コメント
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