王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

相撲協会 両横綱を減給処分 !!

2017-12-21 08:53:29 | スポーツ
白鵬と鶴竜は減給 両横綱に厳重処分 暴行事件再発防止へ見せしめ的側面も

昨日20日日本相撲協会では「日馬富士の貴ノ岩に対する暴行事件の関係者の処分」につき臨時横綱審議会に続き臨時理事会が開かれ以下の参考記事の通り両横綱の減給処分他処分が行われました。

昨日2時過ぎのTVニュースショーは局と国技館と2元放送の構えで力を入れていました。
しかしスタジオの放送友の会のお爺さん方は概ね「妥当な判断」と当たり障りのないコメントを漏らしていました。

危機管理委員会も民間団体であればこそ(警察の調べとは別筋でとの意)「今回の暴行事件」をモンゴル(飲み)会による貴ノ岩に対する計画的暴行と捉えてその点から何故高校の同窓会の二次会に白鵬を始めモンゴル会の連中が出席したのかその背景を厳しく問う姿勢は全く見えませんでした。

それはそれとしても審議会は「白鵬を横綱に推挙した立場」なのに「厳重注意4度」受けた彼に減給処分とは噴飯ものです。
審議会に権威があるなら今回の減給処分は「次回は引退勧告だよ!」と(非公開でも良いが)注意しなければいけません。
まあ出来ないでしょうが興業成績優先の判断では「横綱の品格」など語れません。
一つだけ良かったのは「貴乃花親方」に対する処分が先送りになりました。これは賢明な処置だと考えます。
さて「貴乃花」の事件に関する協会に対しての対応は一般の(会社)組織の人間なら考えられないと審議会の全員が苦言を呈したそうです。
モンゴル会の奇怪な跋扈を止められない協会が一般の会社組織と同じか?とは思いますが、昨日の臨時理事会でも理事長の向かい側でふんぞり返る(様に見える)貴乃花親方の着席の仕方はやはり異常な心理状態なんだなーとは思いました。
さんざ協会に非難させておいて「実は八角理事長との間で当事者だけしか知らない事実の暴露」でもあれば良いのですが? さてこの後どうなるのでしょう??
強さ一辺倒でない柔軟な粘り腰を見せて貰いたいものです。


写真:減給の両横綱
デイリースポーツ:
大相撲の元横綱日馬富士(33)=伊勢ケ浜=が幕内貴ノ岩(27)=貴乃花=を暴行した問題で、日本相撲協会の危機管理委員会(委員長=高野利雄・元名古屋高検検事長)は20日、東京・両国国技館で開いた横綱審議委員会の臨時会合と臨時理事会で最終報告をした。

 両横綱に来年初場所で“ただ働き”の厳重処分が科された。白鵬は来年1月の給与全額不支給と同2月の給与50%カット、鶴竜は1月分の給与全額不支給。横綱の月給は282万円のため、白鵬は423万円、鶴竜は282万円の不支給。懸賞金などは受け取ることができる。

 加害者ではない両横綱を処分したことには再発防止の見せしめ的な意味もあると思われる。八角理事長(元横綱北勝海)は「その場に居合わせて、暴力を防げなかった者にも責任があると考えた。その点を、再発防止の観点からはっきりさせるために、2人の横綱に処分を行った」と説明した。

 白鵬に関して、危機管理委員会の報告書は、元横綱日馬富士による暴行の前に貴ノ岩へ説教をしたのが酒席で、角界以外の関係者がいる場だったことが「相当なものであったとは言えない」と指摘。さらに、最初に暴行を制止したものの、結果的にリモコンによる殴打でケガにつながり、「第一人者である白鵬がいながら防ぐことができず、大相撲の信用失墜につながったことを考えると、責任は軽くない」と厳しい言葉を並べている。鶴竜に関しても同様に指摘をしているが、白鵬より一連の経緯への関与が浅く、「責任の程度は若干軽いと思える」(八角理事長)とのことで、処分に差がついた。

 両横綱は午前の横審に出席したが、午後の理事会が始まる前に国技館を後にした。弁明を聞かなければ処分できないため、ともに「いかなる処分にも応じる」と弁明したという。償いの来場所で名誉挽回できるか。
(引用汚終わり)
コメント
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