王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

国連総会 「首都エルサレム撤回」要求を採択 !!

2017-12-22 08:40:47 | 米国(トランプ)関連
首都エルサレム撤回要求を採択 国連総会、日本も賛成

今日22日未明国連は「米国がエルサレムをイスラエルの首都と認定」した問題で緊急特別総会を開き、米に方針の撤回を求める決議案を賛成128か国、反対9か国そして棄権が35か国との結果、圧倒的多数で採択されました。
因みに日本も撤回に賛成したそうです。
まあ良く多国間の反応を見極めた結果だと思います。ホッとしました。

これまでも国連の決議案はいろいろな事案で採択されていますが当事国にその実行を強制するものではない様です。

仲裁は時の氏神とか!! トランプ大統領の「移転宣言」で公約の一つを実行したことになりましたし「移転撤回」の採択で移転準備を取りやめにすれば大人の対応になるでしょう。

結果的にパレスチナの要人が「米国をイスラエルとの調停国と認めない」との発言を重く見ればトランプ政権は「中東和平の調停国」としての重い立場を下ろされ(否定され)米国ファーストの取り組むことが可能になります。

話は飛んでこの話は各紙が取り上げていますが朝日の記事が国連総会の評決ボードを写真で上げています。
賛成は in favor
反対は against
棄権は abstention と示すのですね。abstentionは念のため辞書を引いたら棄権とありました。
英/米語が母国語の人には当たり前の表現なのでしょね。
21か国(参加国193から引き算すると)が欠席したようですが何だかその気持ちわかるような気がします。
トランプ大統領には世界級リーダーとしての品格を見せて欲しいものです。


写真:総会で採択

朝日新聞:
米トランプ政権がエルサレムをイスラエルの首都と認定した問題について、国連総会(193カ国)は21日(日本時間22日未明)に緊急特別総会を開き、米国に方針の撤回を求める決議案を128カ国の賛成多数で採択した。反対は9カ国、棄権は35カ国。日本は賛成した。

 採決に先立つ20日、トランプ大統領が決議案に賛成した国への財政援助停止を示唆したことに中東諸国などから「米国の脅しには屈しない」などと反発が広がっていた。
(以下省略)

コメント
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