南北合意 非核化への国際協力と「相反しない」=韓国統一相
9日板門店で南北高官会議が開かれました。
10時間かけて会議は「平昌五輪」に北が政府高官を始め選手団、応援団を派遣することを約束し、10日朝には韓国の文大統領がその成果を発表したほどです。
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しかし韓国はこれまでくり返されてきた国連安保理事会決議に関する「米国・日本」と並んで北の制裁に関する直接の当事国で経済制裁の実効性に影響ある主要国でした。
それが「核やミサイルは米国に向けたもので韓国に対するものでないまたロシアや中国でもない」とのセリフにコロリと騙され「非核化とミサイルの開発にはほとんど言及しなかった様です」北の代表が「この問題に及ぶと大声で怒った」とか。
五輪招致と核・ミサイル開発放棄とをすり替えられてしまいました。
両国の問題は「同じ民族の問題」として解決してゆくのだそうですから国連制裁の文字は韓国の代表の頭からすっかり抜け落ちてしまったのでしょう。
かくして核・ミサイル開発放棄の米国とのめぎあいは平昌五輪の終わる2月中旬すぎに先送りされました。
日本が対話ムードに乗り遅れたとの解説が出て来てますがそんなに軟な北の主導者ですかね?
暮には海上で石油製品の沖どり(船から船への詰め替え)がばれるほど石油製品も逼迫してきている様です。日本は日本でしっかりできることをやって行きましょうね。
写真:韓国代表 趙氏
聯合ニュース:
ソウル聯合ニュース】南北軍事境界線がある板門店で9日開かれた南北高官級会談に韓国側首席代表として出席した趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は10日、南北の合意は北朝鮮非核化の推進に対する国際社会との協力と矛盾しないとの立場を示した。
会談後に発表された共同報道文で韓国と北朝鮮を「わが民族」としたことで非核化のための国際協力に亀裂が生じるのではないかとの懸念に対し、趙長官は「(北朝鮮との)対話・交渉がこれまでの(対話・圧力の並行)路線と相反するのではないかというが、そんなはずはない」としてこれを否定した。
南北高官級会談で終盤に意見調整が難航したことについては、「われわれが非核化問題について繰り返し言及したことに対し、北側も自らの立場をそのように強く表現したかったのだろう」との見方を示した。
また「非核化だけでなく、南北関係に関して北側に言うべきことは全て言った」とし、「北側も虚心坦懐(たんかい)に話そうと言い、われわれもそのようにした」と述べた。
朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会行事開催が合意に至らなかったことに対しては「南北関係がもう少し改善してから会おうというのが北朝鮮側の立場だ」とし、韓国と北朝鮮が合意した各分野の会談には離散家族の再会について議論する赤十字会談も含まれていると説明した。
(引用終わり)
9日板門店で南北高官会議が開かれました。
10時間かけて会議は「平昌五輪」に北が政府高官を始め選手団、応援団を派遣することを約束し、10日朝には韓国の文大統領がその成果を発表したほどです。
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しかし韓国はこれまでくり返されてきた国連安保理事会決議に関する「米国・日本」と並んで北の制裁に関する直接の当事国で経済制裁の実効性に影響ある主要国でした。
それが「核やミサイルは米国に向けたもので韓国に対するものでないまたロシアや中国でもない」とのセリフにコロリと騙され「非核化とミサイルの開発にはほとんど言及しなかった様です」北の代表が「この問題に及ぶと大声で怒った」とか。
五輪招致と核・ミサイル開発放棄とをすり替えられてしまいました。
両国の問題は「同じ民族の問題」として解決してゆくのだそうですから国連制裁の文字は韓国の代表の頭からすっかり抜け落ちてしまったのでしょう。
かくして核・ミサイル開発放棄の米国とのめぎあいは平昌五輪の終わる2月中旬すぎに先送りされました。
日本が対話ムードに乗り遅れたとの解説が出て来てますがそんなに軟な北の主導者ですかね?
暮には海上で石油製品の沖どり(船から船への詰め替え)がばれるほど石油製品も逼迫してきている様です。日本は日本でしっかりできることをやって行きましょうね。
写真:韓国代表 趙氏
聯合ニュース:
ソウル聯合ニュース】南北軍事境界線がある板門店で9日開かれた南北高官級会談に韓国側首席代表として出席した趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は10日、南北の合意は北朝鮮非核化の推進に対する国際社会との協力と矛盾しないとの立場を示した。
会談後に発表された共同報道文で韓国と北朝鮮を「わが民族」としたことで非核化のための国際協力に亀裂が生じるのではないかとの懸念に対し、趙長官は「(北朝鮮との)対話・交渉がこれまでの(対話・圧力の並行)路線と相反するのではないかというが、そんなはずはない」としてこれを否定した。
南北高官級会談で終盤に意見調整が難航したことについては、「われわれが非核化問題について繰り返し言及したことに対し、北側も自らの立場をそのように強く表現したかったのだろう」との見方を示した。
また「非核化だけでなく、南北関係に関して北側に言うべきことは全て言った」とし、「北側も虚心坦懐(たんかい)に話そうと言い、われわれもそのようにした」と述べた。
朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会行事開催が合意に至らなかったことに対しては「南北関係がもう少し改善してから会おうというのが北朝鮮側の立場だ」とし、韓国と北朝鮮が合意した各分野の会談には離散家族の再会について議論する赤十字会談も含まれていると説明した。
(引用終わり)