王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

安倍首相 リトアニア で「杉原館」を訪問 !!

2018-01-15 07:51:49 | 海外
安倍首相、杉原千畝氏の「勇気」称賛=命のビザ、記念館訪問

14日安倍首相は訪問先のリトアニアで「杉原記念館」を訪れたそうです。
杉原千畝氏は第二次大戦中リトアニアの副領事でナチス・ドイツに迫害されたユダヤ人6000名に国外に脱出出来る様「日本通過ビザ」を発給した方として有名です。

安倍首相が「強い信念と意志で多くのユダヤ人を救った」と称賛したと報じられました。一般論でそれはそれとして良いのですが「杉原氏が日独同盟下で副領事(上に領事が居る)なのに本省あるいは本国の訓令に反してビザを発給する」事が如何ばかり勇気がいる事か分かっていったのでしょうか?

昨年は「官邸主導型」とやらでもりかけ問題を起こし忖度なる言葉がはやるほど事務官僚の腐敗が明らかになりました。
ぜひ杉原副領事の「高潔な精神」に触れ今年は「官僚の忖度もどき」の事件が起きないよう強くお願いしておきます。


写真:杉原館を出る阿部首相

時事通信:
【カウナス時事】安倍晋三首相は14日、リトアニア中部カウナスで、第2次大戦中にナチス・ドイツの迫害から多くのユダヤ人を救った日本人外交官、故杉原千畝氏の功績をたたえる「杉原記念館」を昭恵夫人とともに訪れた。首相は見学後、記者団に「世界中で杉原さんの勇気ある人道的行動は高く評価されている。同じ日本人として本当に誇りに思う」と語った。

 リトアニア副領事だった杉原氏は、ユダヤ人が国外に脱出できるよう、本国の方針に反し日本通過ビザを発給。約6000人が救済され、「命のビザ」と呼ばれている。首相は「困難な状況の中、強い信念と意志を持って多くのユダヤ人の命を救った」と称賛した。

 記念館は、杉原氏が勤務した領事館の建物を利用したもので、2000年から公開されている。首相は館内で、杉原氏が発給したビザのリストや解説パネルなどを見て回ったほか、執務室で記帳した。 
(引用終わり)
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