【米大統領選挙に向けた共和党の全国大会は18日、ウィスコンシン州ミルウォーキーで最終日を迎え、ドナルド・トランプ前大統領が、同党の大統領候補指名を受諾する演説を行った。トランプ候補は、米社会の不和と分断は癒やされなければならないとし、「自分はアメリカの半分ではなく、すべてのアメリカのための大統領になるために立候補した」と述べて国民の結束を呼びかけた。トランプ候補が暗殺未遂事件後に演説するのは初めて 】とマスコミ各紙が報じました。
「自分はアメリカの半分ではなく、すべてのアメリカのための大統領になるために立候補した」と述べた辺りは銃撃を受けて受諾演説を書き直したさわりの一章のように聞こえました。実際それを聞いて涙ぐむサポーターが大勢いました。しかしTVの親民主党の大学教授の解説者によれば1時間半のうち20分は「団結を求める寛容な呼びかけ」だが、移民規制、バイデン政権批判は副大統領に指名したD・バンス連邦上院議員(39)の役割にして次の戦いに向けるとの読みの様です。はて、どうなるでしょうか? 少なくとも43%の強い支持基盤を持っているのじゃ事実ですからね。眉に唾して両者の言い分を聞いておかないと混乱しそうです。
写真:トランプ氏、受諾演説で「米国復権と紛争終結」誓う© alex wroblewski / AFP
AFP/BB:
【AFP=時事】米共和党の大統領候補に指名されたドナルド・トランプ前大統領は18日、共和党大会での受諾演説で、世界各地で紛争が激化する危機的状況について、その責任は自らの後任だったジョー・バイデン大統領にあると批判しつつ、自らが再選すればそれらを終結させると強調した。また国際社会における米国の威信を取り戻すと約束した。
トランプ氏は自らが勝利すれば、「われわれのリーダーシップの下で、米国は再び尊敬されるようになるだろう。どんな国も、どんな敵も、わが国の力を疑わず、国境は完全に安全が確保される」と述べた。
また国際情勢について「世界はかつて経験したことのないような危機に直面している。欧州、中東で戦争が激化し、台湾、韓国、フィリピン、そしてアジア全域に紛争の恐怖が漂っている」と警告。
トランプ氏はまた、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党総書記についても触れ、「私は彼と仲が良いし、彼も私が戻ることを望んでいる。言ってみれば、私がいなくて寂しいだろう」と語った。トランプ氏は在任中に、金氏と史上初の米朝首脳談を実現させている。(c)AFP
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