王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

朝霞宿舎 5年間凍結?!

2011-10-04 07:38:07 | 政治
野田首相、朝霞宿舎の5年間建設凍結指示(朝日新聞) - goo ニュース

昨日3日午前野田首相は朝霞で建設中の公務員住宅の視察を行ないました。その様子は昼からのTVニュースで流れました。

その際「私の腹の中は固めた」と言語明瞭だが中身は不明と言うか推量するしかありませんでした。
午後のウェブニュースでは「安住財務相に凍結指示」をしたそうです。
その結果が幾らかの甘みをつけて「5年間の建設凍結」です。
5年間とは東日本大震災の集中復興期間だそうです。

何とも生煮えですね!

これは野田政権の特徴と言うより鳩山元首相で始まり菅前首相から引継がれた「偽の政権交代」と言うか民主党の革新性の無さが引き起こしたものと思います。

官僚とか利権団体が纏まり「法律や政令」で関係者達だけで「お手盛りの優遇策(給料、待遇、定員、補助など)」を決め「道義や道理に背く事は一顧だにしません」
正に「形式だけの法治主義」なんですね。

ここまで国会中継で国民の批判を受けたのですから「凍結でなく廃止」を命じられなかった所に民主党と野田政権の限界が見えました。
「朝霞は勿論杉並で建設中の公務員宿舎の建設の中止(廃止)を命じ、契約解除による損害は官舎の整理統合を国民目線で見直し余剰官舎を売却すればよい事です」
何を止めても「損切り」はしなければいけません

本当に最後はどうなるかしっかり見守りましょうね。


読売新聞:

野田佳彦首相は3日、首相官邸で安住淳財務相と会い、埼玉県朝霞市の国家公務員宿舎の建設を5年間凍結するよう指示した。この5年間は東日本大震災の集中復興期間にあたる。事業仕分けで「凍結」とされながら、財務相だった首相が昨年12月に着工を認めていた。東日本大震災からの復興で臨時増税が議論されるなかで批判が強まり、方針を転換した。

 安住財務相は、(1)東京都千代田、中央、港3区内にある国家公務員宿舎のうち、危機管理用職員宿舎をのぞいて廃止・売却(2)幹部級職員の宿舎は新たに建設しない――方針を説明、首相も了承した。

 これに先立ち首相は3日午前、朝霞宿舎の建設予定地を視察。その後、記者団に「自分の中で腹は固めたので、戻って財務大臣に指示する。財務相に言う前には言えない」と語った。方針転換の理由については「国会で提起を受け、それが国民の声であったということを踏まえて視察にやってきた」と述べた。
(引用終り)


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