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22日 110年ぶり新入幕V率100%? 尊富士2差で王手 13日目に2差で逆転は過去1度もなし

2024-03-23 09:11:32 | スポーツ
昨日22日大相撲春場所13日目に東前頭17枚目・尊富士(たけるふじ)が、1914年5月場所の両国以来、110年ぶりの新入幕優勝に王手をかけました。
関脇・若元春に寄り切りで快勝し、12勝目をマーク。14日目の元大関で西前頭筆頭の朝乃山との一番に勝つか、仮に黒星でも、3敗で追う大関・豊昇龍と西前頭5枚目・大の里がともに敗れれば、初優勝が決まる。
尊富士は立ち合いで若元春のかち上げをもろともせず、左を差した。「少しでも止まったら絶対に勝てない。攻めて相手の形を崩そうと思った」。若元春得意の左を許したが、すくい投げで体勢を崩すと関脇の右を差して一気に寄り切った。
この記事では「過去13日目を終えて2差を逆転された例はない」と書いていますが、勝負は下駄をはくまで判らないので、今日は元大関・朝乃山に勝って、1914年5月場所の両国以来の新入幕Vが決目てもらいたいものです。

写真:1敗を守った尊富士© スポーツ報知/報知新聞社 

スポーツ報知:
 東前頭17枚目・尊富士(たけるふじ)が、1914年5月場所の両国以来、110年ぶりの新入幕優勝に王手をかけた。関脇・若元春に寄り切りで快勝し、12勝目をマーク。14日目の元大関で西前頭筆頭の朝乃山との一番に勝つか、仮に黒星でも、3敗で追う大関・豊昇龍と西前頭5枚目・大の里がともに敗れれば、初優勝が決まる。大関・貴景勝は勝ち越しを決め、カド番を脱出した。
 110年ぶりの快挙へ、館内に高まる期待と注目を一身に浴びた。尊富士は立ち合いで若元春のかち上げをもろともせず、左を差した。「少しでも止まったら絶対に勝てない。攻めて相手の形を崩そうと思った」。若元春得意の左を許したが、すくい投げで体勢を崩すと関脇の右を差して一気に寄り切った。「覚えてないけれど、体が動いてくれた」。12日目に豊昇龍から連勝を11で止められたが「考えても仕方ない」と引きずらず、賜杯へ王手をかけた。
 過去13日目を終えて2差を逆転された例はない。14日目に元大関・朝乃山に勝てば、1914年5月場所の両国以来の新入幕Vが決まる。過去13日目を終えて2差を逆転された例はない3敗の豊昇龍と大の里が敗れても優勝する優位な状況だ。「勝っても負けても、自分の相撲を取るだけ。15日間しっかり取りたい」。いつも通りさわやかな表情で答えた。
 土がついた12日目(21日)、部屋へ戻るとスマートフォンが鳴った。兄弟子で先場所優勝の横綱・照ノ富士からだった。これまで場所中にはかかってくることはなかったという。横綱から「上位陣には立ち合いだけじゃ通用しない」と助言された。若元春の取り口を伝授され、「お前の相撲はいいところがある」と背中を押された。かつては付け人で力士としての基本を教えてくれた兄弟子の気持ちに応えた。
 八角理事長(元横綱・北勝海)は「体が自然に動いている。関取として2場所目なのがすごい。横綱と稽古しているのが一番大きいのかもしれない」と目を丸くする。尊富士は朝稽古を今場所中初めて休んだ。「(取組は)毎日が事故みたいなもの。体が全身つっている。精神的にきてるのかな」。その上で「一応僕も人間なんで」と笑った。強心臓を持つちょんまげ頭が、千秋楽を待たずに歴史を変える。(山田 豊)
(引用終わり)
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