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女児に心臓移植、無事終了! 6歳未満男児 脳死移植

2012-06-16 06:43:50 | 社会
女児に心臓移植、無事終了…6歳未満脳死(読売新聞) - goo ニュース

昨日15日脳死と認定された6歳未満の男児から提供された心臓、肝臓そして腎臓の移植手術が15日午後、国内3か所の病院で行われ無事終了したそうです。

昨日昼のTVでは搬送容器を下げた関係者が」富山大学附属病院に入る映像を見ました。
心臓についてはあの後ただちに空路で大阪大学付属病院に運ばれ10歳未満の女児に移植された。
手術は順調な様で午後6時38分に終了、移植した心臓は自然に心拍を再開したそうです。良かったですね。

肝臓は東京に運ばれ肝不全の女児に、二つの腎臓は富山の60歳代の女性に移植手術がされそれぞれ無事終わったようです。
3人の容体が落ち着いて健康が回復される事を願っています。

さて問題も残っている様です。
脳死認定の問題なのですが若い人の脳「特に6歳以下の脳は回復力が強いので脳死認定には慎重な手続きが求められていました」
「脳死のお子さんを介護していた両親の苦悩と決断」はさぞや大変なものだったろうと思います。
「子供が新しい方の体になって生きる」事を願ったそうですが、どうやらその願いは果たされそうです。
臓器を提供した側も受けた側も満足な結果になって欲しいものです。


写真:心臓移植した阪大チーム(共同通信)

読売新聞:
 富山大学付属病院(富山市)で6歳未満として初めて脳死と判定された男児からの心臓、肝臓、腎臓の移植手術が15日午後、国内3か所の病院で行われた。

 心臓は空路で大阪大学付属病院(大阪府吹田市)に搬送され、拡張型心筋症の10歳未満の女児に移植された。

 阪大病院によると、手術は同日午後6時38分、無事終了した。移植した心臓は自然に心拍を再開した。状態は極めて良好で、女児は1~3か月で退院できる見通しだ。女児は約2年前、拡張型心筋症を発症。昨年9月、日本臓器移植ネットワークの待機患者に登録された。国内で心臓移植を受けた年齢としては、8歳という例がある。阪大関係者によると、女児の詳しい年齢は非公表だが、これより年下で、最年少だという。

 肝臓は空路で搬送され、同日午後4時半ごろ、国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)に到着、肝不全の10歳未満の女児に移植する手術が開始された。

 二つの腎臓は車両で富山県立中央病院(富山市)に運ばれ、同日夕から慢性糸球体腎炎の60歳代女性に移植する手術が行われ、16日午前2時4分、無事終了した。
(引用終わり)

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