王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

大嶽親方・大関琴光喜解雇

2010-07-05 07:49:54 | スポーツ
琴光喜関に退職金2600万円=大相撲賭博(時事通信) - goo ニュース

日本相撲協会は4日臨時理事会で大嶽親方と琴光喜の解雇を決めました。
4日夕刻のTVニュースでは席上野球賭博に関わった力士一同が理事長の後ろに並び御免なさいと頭を下げていました。その第2陣には身内で博打をした白鵬他の力士が並んで頭をさげました。

大嶽親方は退職金なし。琴光喜には功労金なしの退職金が支払われるそうだ。
なんだか凄い差が有るように見えるが、別紙に拠れば大嶽親方の退職金は200万円程度で民間の懲戒解雇(退職金なし)に較べるとその衝撃は軽い。

一方琴光喜は退職金のかなりの部分がでるので民間で言えば依願退職が認められ退職金一部減額の上、退職となった形か。
琴光喜の3千万円といわれる借金は殆ど大嶽親方の(名義上の)肩代わりと言われているがそうであろうか? そうであれば野球賭博の胴元は大嶽親方を追い回すのであろうか?それとも退職金を狙って琴光喜を追い込みに懸けるのか?いやいや両方に取立てをするのであろう。

それにしても日本相撲協会は野球賭博関連の力士と親方の処分を決定し、外部の理事長代行の下、粛々と(既定方針通り)名古屋場所開催に向け動き出した。

相撲記者とか有識者が「この程度ではやくざとの癒着はーー」なんて正論を語る。
そう爺が思い出しても柏戸と大鵬が拳銃を持っていた話がうやむやになった時代以前からやくざ業界との付き合いがあるはず。武蔵川理事長の先代北の海理事長の時には無気力相撲あるいは八百長相撲が取りざたされたが力士の大麻吸引問題が騒動となり辞任となったばかり。その騒ぎと較べれば今回の野球賭博は理事側の責任が大麻より数倍重くないか?

理事長以下理事総辞職であっても可笑しくないがそうすると白(業界の博打体質)な親方連が居なくなってしまうのかも知れない。

貴乃花理事が退職届けを出したとニュースの見出しを見て「貴乃花親方も賭博かよ」と思ったら貴乃花グループの大嶽親方と琴光喜が問題を起こしたけじめをつけるためとの様であったが理事長代行により受理されなかった。
さて「相撲協会からの退職」とする報道もあるがこんな事したら弟子を放り投げて業界を止める事になる。理事の辞任ならわかるけど。協会を辞めるとしたら出して直ぐ引っ込めるこのオーバーアクションはなんであろか?
まだまだ続きがありそうな気がする。


写真:貴乃花親方

時事通信:
日本相撲協会は4日、解雇した大嶽親方に退職金を支給せず、琴光喜関にはいわゆる退職金を出して特別功労金を払わないことを決めた。

 琴光喜関が受け取るのは現役引退の際に支払われる力士養老金と勤続加算金で、これが一般の退職金に該当する。力士養老金は番付によって決まり、大関は1000万円。勤続加算金は各地位の在位場所数などで算出され、琴光喜関の場合は1600万円。特別功労金はこれらとは別に横綱、大関が引退した時、貢献度に応じて決められる。朝青龍関は1億2000万円だった。

 親方の退職金は勤続年数などで決まる。

 相撲協会は昨年、解雇した者の退職金、養老金は不支給か減額とできるよう規則を改めた。(引用終わり)

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