写真は外電のもので銀の高谷選手で無しに勝者を映しています。
決勝進出した男子フリースタイル74キロ級で高谷大地選手(29=自衛隊)は決勝でラザムベク・ジャマロフ(ウズベキスタン)にフォール負けし、銀メダルとなったそうで、全力を尽くしてフォール負けですから残念と言えば残念ですが負けた後が爽やかと褒められています。
【それでも試合後は相手選手を抱きかかえ、称えるグッドルーザーぶりを披露さらにスタンドの観客席に入っていき、国籍関係なく誰彼なく抱き合い、満面の笑みで記念撮影に応じた。
まさにオリンピックを全力で楽しむ姿は観客から歓声を浴びた】そうです。
なかなかできることではないですよ!
ご苦労様でした! 銀メダルおめでとうございます。
写真:男子フリースタイル74キロ級決勝 ジャマロフ(ウズベキスタン)にフォール負けし、銀メダルとなった高谷大地選手(29=自衛隊)は決勝でラザムベク・ジャマロフ(ウズベキスタン)にフォール負けし、銀メダルとなった。
日刊スポーツ:
<パリオリンピック(五輪):レスリング>◇10日(日本時間11日)◇男子フリースタイル74キロ級決勝◇シャンドマルス・アリーナ
【パリ=阿部健吾】高谷大地(29=自衛隊)は決勝でラザムベク・ジャマロフ(ウズベキスタン)にフォール負けし、銀メダルとなった。
第1ピリオドに相手に背後を取られ、えび固めでフォール負けした。それでも試合後は相手選手を抱きかかえ、称えるグッドルーザーぶりを披露。さらにスタンドの観客席に入っていき、国籍関係なく誰彼なく抱き合い、満面の笑みで記念撮影に応じた。
まさにオリンピックを全力で楽しむ姿は観客から歓声を浴びた。
「決勝でフォール負けするのも僕らしいかなと思いました。もう言葉はいらない。これが僕が歩んできた道かなと思います」と涙ながらに語った。そして「幸せでした」とも。
ここまで快進撃で勝ち上がってきた。9日の準決勝で第1シードで22年世界王者のカイル・デイク(米国)を激闘の末に20−12で撃破。壮絶なタックル、投げの打ち合いに会場は大興奮。「オリンピックなんだな! 引き出しがどんどん開いていく」と高まる気持ちに体も躍動した。
スピードとパワーを兼備する海外勢がそろう激戦階級で、1996年アトランタ大会で3位となった太田拓弥以来、日本勢28年ぶりのメダルを手中に収めた。兄の高谷惣亮(拓大職)が12年ロンドン、16年リオデジャネイロと2度挑戦して届かなかったメダル。これまでの五輪では兄の帯同役を務めてきた弟は「自分がここまでできるようになっていたんだな」と興奮して実感を込めていた。
「五輪という、見てるみんなが、『青頑張れ! 赤頑張れ!』じゃないですけど、みんなで盛り上がって。どっちが勝ってもこの試合にはそれだけの価値があるんだという試合をしたい。勝敗は出るんですけど、その中でもこだわっていきたい。出しきれなかった後悔がないような試合ができたらなって思ってます!」
そう決意して決勝のマットに立っていた。
29歳にして初のオリンピック。最後まで全身全霊で戦い、負けはしたが会場全体で盛り上がる姿は最高のものだった。
(引用終わり)
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