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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

子ども手当支給開始 朝日町など7町村

2010-06-02 07:42:55 | 社会
子ども手当支給スタート 富山・朝日町など7町村(共同通信) - goo ニュース

昨日1日朝TVニュースを見ていると8時半前なのに富山県朝日町が「子ども手当を現金支給する」との事でLive中継している。

既に中年のおじさんと子ども連れのお母さん達二組が並んでいます。
現場からの話では「8時半から支給開始」なんだそうです。
支払い窓口には担当者の他「町長さん」が座っているんですね。
何だか政治的パフォーマンスにも見えないわけでもありません。

それは兎も角「子ども手当」を現金で受け取ったお母さんはニコニコ顔でした。

番組でも取上げていましたが:
そのそも税収不足のため赤字国債40兆円を発行してまで「子ども手当を支給する」事の是非。
日本に居住している外国人の子どもに迄支給。それも日本国内にいなくても可、養子も可なんて訳の分からない制度設計。
新宿区他外国人の多い地区の担当窓口は大変な加重を背負い込んでいるようです。
西の方で養子550人の韓国人が申請の相談に来てましたよね。 その後養子は50人以内なんて嘘か真か長妻ルールなんて話が出たりして。

さて来年は月額26000円と倍になりその財源の確保に目処が立っていない。
取り敢えず「配偶者控除」とか「基礎控除」が無くされるので中には「持ち出しになる世帯もありそう」。
本当は仙谷国家戦略担当相の元で「特別会計に切り込み5兆円程度の財源は確保」してなければいけないのですがね。

更に「授業料や保育料場合によっては給食費を滞納している世帯に市町村は“この子ども手当”から徴収できるか?」
生活費をパチンコやギャンブルに入れあげてる家庭はどうするのか?云々
もし倍額になるとすればその部分は“現物給付”の様な形を考えているとか。
まあ長妻厚労相一人の仕事ではありませんがもう少し“簡潔明瞭な制度設計”になる様見直しして下さい。ついでながら長妻厚労相の能力もさる事ながら“厚生行政”と“労働行政”を一人の大臣の下で監督するのは「無理で限界」に見えます。

家の孫も月中には支給になりそうです。
何に使うでしょうね?
先の見えない制度に「子どもの教育」なんて大事な部分を任せるわけには行きません。
まして「子どもをもう一人」なんて家庭の根幹に関わる問題に火は付かないでしょう。
取り敢えず「貯金をしておいて良く考えて上手に使って欲しいものです」
もう一度書いておきます。恒久財源としては「特別会計」に手を入れて毎年10兆円位「子ども手当」に振り向けなければ機能しません。
それをやって見せて「政権交代」した意味があるのですがね。
鳩山首相の進退があわただしい様です。
しっかり見守らないと「浪費癖が付いただけで来年は手当無し」なんて事になりかねません。大きく目を開いて見守りましょう。


共同通信:
鳩山政権の目玉政策である子ども手当の支給が1日、富山県朝日町など1道2県の7町村を皮切りにスタートした。10年度は、中学生以下の子ども1人当たり月額1万3千円が口座振り込みなどで支払われる。月内に全国で順次実施される。6月支給は4、5月の2カ月分。厚生労働省によると、1日に支払う町村はほかに北海道の仁木、由仁、秩父別、東川、中川の5町と新潟県粟島浦村。(引用終わり)

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