王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

65回目の終戦記念日

2010-08-16 07:31:16 | 政治
戦没者追悼式に6000人、平和の誓い新たに(読売新聞) - goo ニュース

今年の夏も「終戦記念日」がやって来ました。もう戦後65年も経つのですね。
今年も「多くの国々とりわけアジア諸国の人々に迷惑を掛けた」事のみを強調するのに違和感を覚えます。
日本国と日本国民は戦後営々と「交戦国相手に戦争賠償を支払いかつ完済しています」
国民的哀悼の場に「村山談話」風の歴史認識を何時まで持ち込むのでしょう?
その一方で「日本人の犠牲者を310万人」としていますがソ連邦での情報公開や国内の調査が進み「シベリア抑留者をはじめ犠牲者の数は400万人に近い」と判ってきています。

今年も武道館の追悼式では「正午の時報を合図に関係者が黙祷を捧げました」
爺も高校野球の場面が切り替わり追悼式場の映像にあわせ鎮魂の黙祷を捧げました。
一方菅政権の閣僚が1人も「靖国神社参拝」をしませんでした。
「終戦時の戦争指導者で戦死者でない7名を祀る靖国神社」をどう考えるのか微妙な問題ですがこの問題を解決できる内閣が本当の実力あるそれと言えそうです。
当面の捩れ国会では保守であれ革新であれ無理なようです。
ともあれ平和な状態は有り難いことです。
改めて哀悼の意を捧げます。


読売新聞:
65回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主催の「全国戦没者追悼式」が、天皇、皇后両陛下をお迎えし、東京・千代田区の日本武道館で正午前から開かれた。

 戦没者の遺族のほか、菅首相をはじめ各界代表らを合わせて約6000人が参列。先の大戦で犠牲になった約310万人(軍人・軍属約230万人、一般市民約80万人)の冥福を祈り、平和への誓いを新たにした。

 菅首相は式辞で、「多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対し、多大の損害と苦痛を与えました」と述べ、「過去を謙虚に振り返り、悲惨な戦争の教訓を語り継いでいかなければなりません。世界の恒久平和の確立に全力を尽くすことを改めて誓います」と決意を述べた。政権交代後、初の追悼式となったが、前年の首相式辞などとほぼ同様の内容だった。

 参列者は正午から1分間、黙とうをささげた。その後、天皇陛下が「全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と述べられた。

 遺族代表として、父親をビルマ(現ミャンマー)で失った政門初恵さん(67)(鳥取県倉吉市)が「今日の平和と繁栄は、諸英霊の尊い礎の上に築かれたものであることを決して忘れてはなりません。悲惨な戦争を絶対、繰り返さないことを改めて固くお誓いいたします」と追悼の辞を述べた。

 厚生労働省によると、この日参列した遺族は昨年より33人少ない4788人。同省が参列予定だった5000人について事前に分析したところ、戦没者の妻が初めて50人を割り込んで45人となった一方、孫は過去最多の149人となった。ひ孫も14人。戦没者の子供が3289人(65・8%)で最も多く、兄弟姉妹は701人(14%)だった。
(引用終り)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« TVドラマ 帰国 を見る | トップ | 猛暑日 続く »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事