この記事は今朝早朝の投稿ですが、表題に関しては他紙の前日夜の内容と大差は有りません。洋上風力発電事業に掛かる経緯」が良く纏まっているの取り上げました。
既に衆院議員秋本真利氏(47)は、ここをクリック⇒4日には外務政務官を辞任し、同日自民党を離党」との事でしたが、4日には離党届が出ていませんでした。5日には離党届も出たようです。
今朝のTVニュースで「6日野党各党の党首が”離党したからと言って責任を逃れる訳にはいかない” 確り説明を」と同時に「政府の洋上風力発電の規制がどのような経緯で変わったのか説明する必要がある」と述べたのを見ました。
政府と自民党は「早々に政務官辞任と離党を果たしました」が一件落着とはいかず、マイナ保険証問題と並んで火種になりそうです。
秋本議員は「日本風力開発」(東京)塚脇正幸社長(64)側から現金約1000万円を衆院議員会館で受領し、競走馬の購入費用に充てていたことも判明。これを含めて3000万円ほどの金銭を受けています。その受け皿に両社で「馬主組合」を作りそれを利用して金銭の収受をしていた様で「これが馬の購入費」で政治活動に対する報酬(俗に言う賄賂)でない」との塚脇社長側の主張がと売るかどうかが今後の争いになる様です。
写真:洋上風力発電行を事業を巡る経緯
読売新聞オンライン:
洋上風力発電事業を巡る汚職事件で、秋本真利まさとし・衆院議員(47)(自民党を離党)が昨年2月に国会質問で事業者の審査基準見直しに言及した前後に、「日本風力開発」(東京)から基準変更を求める陳情を繰り返し受けていたことがわかった。同10月に基準が見直された直後、秋本議員が同社の塚脇正幸社長(64)側から現金約1000万円を衆院議員会館で受領し、競走馬の購入費用に充てていたことも判明。東京地検特捜部は、資金提供は質問への謝礼の疑いがあるとみている。
特捜部は4日に秋本議員の自宅や議員会館の事務所などを収賄容疑で、5日には同社本社や塚脇社長の自宅などを贈賄容疑でそれぞれ捜索している。
同社は2021年12月、秋田県沖の事業の公募で、圧倒的に安い売電価格を提示した三菱商事を中核とする企業連合に敗れた。関係者によると、日本風力開発ではこの後、自民党の「再生可能エネルギー普及拡大議員連盟」の事務局長だった秋本議員に対し、価格を重視する審査基準の変更などを求める陳情を繰り返した。陳情は、業界の他社とともに議連側と党本部で意見交換する形でも行われていたという。
秋本議員は22年2月の国会質問で「今後の入札では、評価の仕方を見直していただきたい」と発言。政府は3月に基準見直しの議論を始め、10月には価格面だけではなく早期の運転開始を目指す事業者をより評価する仕組みとなった。この直後の同月下旬、秋本議員は議員会館で塚脇社長の関係者から現金約1000万円を受け取り、大半を馬の購入費用に充てていたという。
秋本議員は21年秋、塚脇社長らとともに馬主組合を設立し、馬の購入やレースの出走を差配するとともに餌代の支出など口座管理を一手に担い、資金が不足した時などには塚脇社長に連絡していた。約1000万円を受け取る数日前にも、塚脇社長の携帯電話に馬の購入費用を求めるメッセージを送っていたという。
特捜部は、塚脇社長から既に任意で事情を聞いたほか、携帯電話を押収し、メッセージの内容を調べている。塚脇社長はこの現金約1000万円を含め、21年10月〜今年6月に計約3000万円を支出。刑法の収賄罪は公務員がその職務に関して賄賂を受け取った場合に成立するが、特捜部は国会質問を秋本議員の職務権限ととらえ、約3000万円は見返りの賄賂にあたる疑いがあるとみている。
塚脇社長の弁護人は、馬主組合に支出した資金について、「塚脇社長は組合の持ち分を45%持っており、組合員として民法上の義務である債務を履行しただけだ」と指摘。現金約1000万円の提供についても、塚脇社長が希望していた馬の購入費用を秋本議員に渡しただけで賄賂にはあたらないと説明している。
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