琴光喜関ら懲戒、理事長も謹慎=名古屋場所15力士自粛へ―調査委が勧告・賭博問題(時事通信) - goo ニュース
昨日27日日本相撲協会の特別調査委員会が野球賭博に関する厳しい「勧告」を出しました。名古屋場所は「勧告」を協会側が受け入れる条件で開催が認められる。
まず親方3名:
「大嶽親方(元関脇・貴闘力)、時津風親方(元前頭・時津海)、琴光喜関の懲戒処分」
座長伊藤教授は「山で言えば大嶽親方が突出し、時津風と琴光喜はそれに継ぐ程度」と。
次に力士15名は名古屋場所出場停止。その内13名が幕内力士で時事通信は別項で:
▽幕内 琴光喜(佐渡ケ嶽)、豊ノ島(時津風)、雅山(武蔵川)、豊響、豪栄道(以上境川)、隠岐の海(八角)、嘉風(尾車)、若荒雄(阿武松)
▽十両 千代白鵬(九重)、大道(阿武松)、春日錦(春日野)、清瀬海(北の湖)、普天王(出羽海)。
であろうと名前を挙げている。
更に親方連も:
武蔵川理事長はじめ12名が名古屋場所終了まで謹慎。
まあこれが会社としたら社長以下役員の主だった所と中堅社員が出勤停止だから名古屋で大掛かりな業務などやれるわけがない。
特命調査会の中途半端な点は:
「野球賭博はあくまでも仲間内の賭けで暴力団の関わった物でない」と言いつつ「背後に暴力団関係者が隠れている可能性はある」とも述べた。
なんだこの台詞は?! 白だと思うが黒の可能性があるなら白黒は目下(或いは司直の手を借りないと)判らないと言わねばならない。
又自己申告の報告書がFaxで協会に届いたとか届かないとか本当に協会全員に調査をしたのか疑問がある。この点では後日1000人ほどの関係者に調査票を送るとしていた。
さてここまで大問題になり正直に賭博行為を申告するであろうか?
特別調査委員会は相撲協会の「野球賭博に関する調査」だが警視庁のほうはこの件を手がかりに「暴力団による相撲賭博」の実態調査に切り込んで欲しい。
親方まで賭博に関わっていれば「野球の借りを土俵で返す」なーんて芸も出来ない事はない。
どうなりますか? まだ見守る必要がありそうです。
追記:協会は28日の臨時理事会で「勧告」を大筋で認め、名古屋場所の開催を決めました。
時事通信:
大相撲の賭博問題で、日本相撲協会の特別調査委員会(座長・伊藤滋早大特命教授)は27日、野球賭博への関与を認めた力士らのうち大関琴光喜関、大嶽親方(元関脇貴闘力)、時津風親方(元幕内時津海)の3人を懲戒処分とするほか、琴光喜関を含む15力士の名古屋場所出場を認めず、武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)ら親方12人も場所終了まで謹慎とする勧告をまとめた。
琴光喜関ら3人を「懲戒相当」としたのは、虚偽の報告などをしたためで、悪質な大嶽親方は除名または解雇が妥当とした。琴光喜関も解雇、番付降下などが予想される。調査委はこれらを条件に名古屋場所開催を認めるとして、28日の協会臨時理事会に示す。
調査委はこの日、東京・両国国技館で第2回会合を開き、終了後に記者会見。伊藤座長は「場所はやると思う。短い時間の中ですごい議論をしてようやくまとめた。(勧告は)相当の迫力で理事会に提出する」と語り、名古屋場所には理事長代行を立てる見通しを示した。武蔵川理事長は「あすコメントします」として取材に応じなかった。
出場自粛が決まっている琴光喜関を除く14力士は幕内7、十両5、幕下以下2人で、調査委は氏名公表も勧告する。協会が名古屋場所開催に踏み切る場合は、多数の「休場」を出し、執行部もほぼ不在で臨むことになる。
調査委はまた、賭博の仲介役とされる床山らが所属する阿武松部屋には、阿武松親方(元関脇益荒雄)ら全員の謹慎を求める。ほかに謹慎を勧告されるのは出羽海(元関脇鷲羽山)、九重(元横綱千代の富士)、陸奥(元大関霧島)各理事らで、多くは弟子が野球賭博への関与を認めていた。
調査委は22日以降、琴光喜関ら36人から事情を聴取。賭博の内容などに応じて名古屋場所出場を認めるべきかどうかなどを分析、検討した。(引用終わり)
写真:賭博で聳え立ってしまった大嶽親方
昨日27日日本相撲協会の特別調査委員会が野球賭博に関する厳しい「勧告」を出しました。名古屋場所は「勧告」を協会側が受け入れる条件で開催が認められる。
まず親方3名:
「大嶽親方(元関脇・貴闘力)、時津風親方(元前頭・時津海)、琴光喜関の懲戒処分」
座長伊藤教授は「山で言えば大嶽親方が突出し、時津風と琴光喜はそれに継ぐ程度」と。
次に力士15名は名古屋場所出場停止。その内13名が幕内力士で時事通信は別項で:
▽幕内 琴光喜(佐渡ケ嶽)、豊ノ島(時津風)、雅山(武蔵川)、豊響、豪栄道(以上境川)、隠岐の海(八角)、嘉風(尾車)、若荒雄(阿武松)
▽十両 千代白鵬(九重)、大道(阿武松)、春日錦(春日野)、清瀬海(北の湖)、普天王(出羽海)。
であろうと名前を挙げている。
更に親方連も:
武蔵川理事長はじめ12名が名古屋場所終了まで謹慎。
まあこれが会社としたら社長以下役員の主だった所と中堅社員が出勤停止だから名古屋で大掛かりな業務などやれるわけがない。
特命調査会の中途半端な点は:
「野球賭博はあくまでも仲間内の賭けで暴力団の関わった物でない」と言いつつ「背後に暴力団関係者が隠れている可能性はある」とも述べた。
なんだこの台詞は?! 白だと思うが黒の可能性があるなら白黒は目下(或いは司直の手を借りないと)判らないと言わねばならない。
又自己申告の報告書がFaxで協会に届いたとか届かないとか本当に協会全員に調査をしたのか疑問がある。この点では後日1000人ほどの関係者に調査票を送るとしていた。
さてここまで大問題になり正直に賭博行為を申告するであろうか?
特別調査委員会は相撲協会の「野球賭博に関する調査」だが警視庁のほうはこの件を手がかりに「暴力団による相撲賭博」の実態調査に切り込んで欲しい。
親方まで賭博に関わっていれば「野球の借りを土俵で返す」なーんて芸も出来ない事はない。
どうなりますか? まだ見守る必要がありそうです。
追記:協会は28日の臨時理事会で「勧告」を大筋で認め、名古屋場所の開催を決めました。
時事通信:
大相撲の賭博問題で、日本相撲協会の特別調査委員会(座長・伊藤滋早大特命教授)は27日、野球賭博への関与を認めた力士らのうち大関琴光喜関、大嶽親方(元関脇貴闘力)、時津風親方(元幕内時津海)の3人を懲戒処分とするほか、琴光喜関を含む15力士の名古屋場所出場を認めず、武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)ら親方12人も場所終了まで謹慎とする勧告をまとめた。
琴光喜関ら3人を「懲戒相当」としたのは、虚偽の報告などをしたためで、悪質な大嶽親方は除名または解雇が妥当とした。琴光喜関も解雇、番付降下などが予想される。調査委はこれらを条件に名古屋場所開催を認めるとして、28日の協会臨時理事会に示す。
調査委はこの日、東京・両国国技館で第2回会合を開き、終了後に記者会見。伊藤座長は「場所はやると思う。短い時間の中ですごい議論をしてようやくまとめた。(勧告は)相当の迫力で理事会に提出する」と語り、名古屋場所には理事長代行を立てる見通しを示した。武蔵川理事長は「あすコメントします」として取材に応じなかった。
出場自粛が決まっている琴光喜関を除く14力士は幕内7、十両5、幕下以下2人で、調査委は氏名公表も勧告する。協会が名古屋場所開催に踏み切る場合は、多数の「休場」を出し、執行部もほぼ不在で臨むことになる。
調査委はまた、賭博の仲介役とされる床山らが所属する阿武松部屋には、阿武松親方(元関脇益荒雄)ら全員の謹慎を求める。ほかに謹慎を勧告されるのは出羽海(元関脇鷲羽山)、九重(元横綱千代の富士)、陸奥(元大関霧島)各理事らで、多くは弟子が野球賭博への関与を認めていた。
調査委は22日以降、琴光喜関ら36人から事情を聴取。賭博の内容などに応じて名古屋場所出場を認めるべきかどうかなどを分析、検討した。(引用終わり)
写真:賭博で聳え立ってしまった大嶽親方
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