王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

小沢氏 菅執行部を批判

2010-06-29 06:47:17 | 政治
「約束、実行しなきゃ駄目」 小沢氏、菅執行部を批判(朝日新聞) - goo ニュース

昨日28日民主党の前幹事長小沢一郎氏が昨年の衆院選のマニフェストを見直しした事について:
「約束は実行しなきゃ駄目だ。政権取ったら、カネがないからできません、そんな馬鹿なことがあるか」と述べたそうです。
それはそうだよな。その様な考え方も有って然るべき。

でもこの発言は明快な菅執行部批判だよな。

-子ども手当て満額支給
-高速道路無料化
-農家への個別所得補償制度など
に言及した。
そして消費税率10%についても「4年間上げないと言ったのだから約束は守るべき」
と正論の連発。

菅総理の革新性については菅内閣発足の項で述べましたが「小沢の数の力」を越えられるか?と「日米同盟(の深化)」目の前の問題としては「普天間基地移設」をどう扱うかでした。
菅内閣は「参院選マニフェスト」から上記3点は削除、そして枝野幹事長は衆院選公示3日目に「みんなの党」に参院選後の連立を模索するような発言をして批判を浴びました。「普天間基地移設」についてはカナダサミットでオバマ大統領に実行を確約しましたから「政治的革新性」は感じられません。

では今更小沢氏が良いわけでは有りませんが衆院選後の総括と民主党党首戦を機に民主党が分裂しガラガラポンが起こるかも知れません。
菅でなく小沢系でもない日本に本物の革新的政治家が生まれるにはまだまだ時間が掛かりそうです。
取敢えず参院選の結果で亀裂が走ると面白いですね。
注目しましょう。


朝日新聞:
民主党の小沢一郎前幹事長は28日、党が子ども手当の満額支給断念など昨年の衆院選マニフェストを見直したことについて「約束は実行しなきゃ駄目だ。政権取ったら、カネがないからできません、そんな馬鹿なことがあるか」と述べ、菅執行部の対応を批判した。愛媛県今治市での会合で語った。

 小沢氏は公示日の24日は山梨、25日は青森と1人区を中心に選挙遊説を続けている。新執行部が人事や政策で「脱小沢」路線を進めたことに対し、様子見の姿勢を示していた小沢氏だが、選挙戦が始まってからは執行部批判を鮮明にした。

 この日の会合で、小沢氏は「公然と政党が約束し、政権を与えられたのだから、やればできる。必ず私が微力を尽くし、約束通り実現できるよう頑張りたい」と強調。菅直人首相の「消費税10%」発言についても「一生懸命無駄を省き、最終的に4年たって、社会保障費などがどうしても足りないという場合は検討しなければならないが、(昨年の衆院選で)上げないと言ったんだから約束は守るべきだ」と訴えた。

 会合後も収まりがつかない様子で、小沢氏は記者団に「国民の皆さんと約束したことは、何としても守らなければ社会は成り立たない。これでは結果としてうそをついたことになる」と述べた。 (引用終り)

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