王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

インドネシア特別便、負担軽減「帰国の道、開かれた」

2021-07-22 10:21:24 | 新型コロナウイルス
インドネシアで働いている社員の為、ここをクリック⇒14日清水建設さんが特別便をチャーターして50数名を帰国させた快挙が有りました。それが引き金になり、ジャカルタ界隈で帰国の意思が有るにも拘わらず、乗れない方が100名以上いる事が判り、政府による臨時帰国人の割当枠増加とか、特別便の手配や企業の保証が無いような個人も26日と28日に運航が決まったと日本大使館(多分ジャカルタ)が発表したそうです。写真にあるANA便は清水建設便に続く第2便だったようです。
ネットより(右側からの機体)

この機体が着いた21日に朝日新聞は「一人46万円はぼったくりだ」とクレームを付けた人の話を記事にしていました。まあエコノミークラスで14万円前後、到着後の14日間の隔離期間のホテル代やPCR検査代なども個人負担となると46万円で家族4人だと200万円に届きそうな金額ですから、その様に考える方が居るのは不思議では有りません。只、緊急事態が起きて命が掛かっている時に一人46万円が「ぼったくり」かどうかは浜爺は微妙な立場で様子を見ていました。若い頃、エコノミーでタイを家族旅行した時に「オーバーブッキング」で予定便に乗れなかった程度の事でも「かなりやばいなー」と心配したほど初心な旅行者でした。ですから、「この便にぜひ乗りたい」との思いは良く分かりますが「無事着いたらぼったくりだ!」との意見には素直に反応が出来なかったのです。まあ、いろいろあって(インドネシア大使館と外務当局の程よい交渉の結果でしょう)個人でも乗れるし隔離期間のホテル代やPCR検査費用などは公費で負担されるようです。日本の官僚主義にしては驚くべき速さと思います。グッジョブ!!
どこかほかの国でも帰るに帰れない人が居るかもしれません。昭和20年代前半の帰国船では有りませんが、必要なら帰国便が出る様に静かに実行すれば「現政権に対する好感度はグッとあがりますよ」
頑張って下さい。 お願いします。

写真:21日 成田に着いたインドネシア特別便〈ネットより)

朝日新聞:
 新型コロナウイルスの感染が急拡大しているインドネシアから退避する邦人を乗せる新たな特別便が26日と28日に運航される。現地の日本大使館が21日発表した。同日到着した特別便と異なり、待機施設やPCR検査は国が手配・負担し、企業や団体による保証が無い人でも申し込みできる。
 日本大使館によると、特別便は日本航空が26日、全日空が28日運航。首都ジャカルタ郊外のスカルノ・ハッタ国際空港を出発し、それぞれ関西空港と中部空港に到着する。搭乗者は航空券代と出国前のPCR検査代は負担するが、隔離の10日間を過ごすホテルやPCR検査は国の負担となる。
 これまで募集した特別便2便は、日本に拠点がある企業や団体が搭乗者の「保証人」となり、帰国後の14日間の隔離措置を確約する誓約書の提出が必要。入国後の隔離施設やPCR検査などの費用も負担することになっていた。
 外務省海外邦人安全課は「企業や団体に所属しない人にも対応する帰国便の準備を進めてきた。今回は政府の検疫所の準備ができたので、公費負担となった」と説明した。
 インドネシアでは感染状況の悪化により、邦人の感染も増えている。21日時点で日本大使館が把握する感染者数は約370人、死者17人となっている。
 7月以降、邦人の退避の動きが加速し、日本行き航空券の手配が難しい。航空券の手配を待つ間に新型コロナに感染し、自宅療養中の20代の女子学生は「帰国の道が開かれたことにほっとしている。ただ、後ろ盾がない個人だからこそ、逆にサポートが必要だとも言える。最初から個人に配慮した特別便にしてほしかった」と話す。
 一方、製造業の担当者は、社員を帰国させようと25日の便を申し込んだ。航空券や隔離施設の宿泊費などを含めた約37万円のチケットを申し込んだが、買うことができなかった。男性は「費用を負担するのは会社だが、対応があまりに不公平だ。政府に振り回された」と不満を漏らした。(半田尚子)
(引用終わり)

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