NY円、一時76円29銭 株も一時140ドル超下落(朝日新聞) - goo ニュース
昨日1日 米政府の「債務上限引き上げ」が与野党合意に達し東京の外為市場で78.05円/ドルと戻した。それを睨んだ結果でしょう? 東証株価は一時1万円台を越え131円上げの9965円と為替も株価も明るさが見えた。
ところが1日のNY市場では一時76.29銭と(戦後最高値ーーこれは3月16日の76円25銭)に近い値を付け株価も140ドルの下落を見た。
市場が米政府と与野党合意が「不十分で早晩ドルの垂れ流しの見直しが問題となる」と見たのでしょう。
さあ今朝2日の東京市場はどうなるでしょうね?
米国債(財務省証券)の格下げが取りざたされています。現在のAAAが1ランク下げのAA+で済みますかね?
そうなると「相対評価で円買いが進み輸出関連の株価が下落し円高株安」が起きるでしょうか? 輸出企業中心に「円買い介入」の声が上がるかもしれません。
でも世界中の余剰ドルが円買いに走るわけですから数兆円のドル買いでこの勢いを止められそうにも見えません。
幸か不幸か野党の反対で「特例公債法案」の成立が危ぶまれているのですから政府は「1兆ドルほど有る外貨準備を担保として日銀に差し入れ当面30兆円ほど日銀券を増発すれば良いのですよ」
復興資金とあわせて50兆円位日本市場を円でだぶだぶにすれば「円高は止まると思います」
それでも円高が止まらなければ「国債の利払いを当面3年停止すれば日本国債の格付けは下落し日本円の信用も下がります」
しかしこれだけの決断を今の菅政権の力では出来ない事が日本の危機です。
しっかり米国の動きを見守りましょう。
朝日新聞:
米政府の債務上限引き上げ協議が決着したが、円高ドル安と株安には歯止めがかかっていない。1日のニューヨーク市場では円相場が一時、戦後最高値に迫る1ドル=76円29銭をつけ、株価も一時、140ドルを超える下落となった。米政府が巨額の財政赤字を抱えていることには変わりなく、借金のために発行した米国債が格下げされるとの不安が強まっているからだ。
「債務上限引き上げで合意」と伝えられた直後の1日の東京外国為替市場では一時、1ドル=78円05銭をつけた。しかし、その後は再びドル売りが強まり、ニューヨーク外国為替市場の午前(日本時間1日夜)の取引で今年3月17日につけた戦後最高値(76円25銭)に肉薄した。
午前11時40分(日本時間2日午前0時40分)時点の円相場はやや下落し、前週末午後5時時点と比べ03銭円安ドル高の1ドル76円74~84銭。
市場では「米議会の合意内容では債務削減が足りず、米国債の格下げ回避には不十分」(米為替ストラテジスト)との見方が強い。米国債は最上位の格付けを維持してきたが、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が7月に「米政府が債務問題で信頼できる解決策を示せなければ格下げの可能性がある」と表明し、格下げの可能性を示唆している。
大手格付け各社は、米議会で債務上限引き上げと財政赤字削減の法律が成立した後にそれぞれの判断を発表するとみられる。米国債が格下げされれば、信用が低下した米国債やドルが売られて円高ドル安に拍車がかかる可能性がある。
1日のニューヨーク株式市場も米国債格下げや景気回復の遅れを懸念し、ダウ工業株平均は一時、前週末比で140ドル超下落した。(ニューヨーク=山川一基)
(引用終り)
日本の総理はそれに備え「垂れ流しで1000兆円のなる国債残」「不景気」その結果「税収の50兆円割れ」で日本発の経済危機を起こさぬ様、防ぐ手段は上記の様に方法はいくつかあるのです。
しかし菅政権や自公亜流政権ではこの様な抜本的手段をとれないでしょう。浜爺が宗純様の尻押しで永田台を登り国会の衆議院本会上に紛れ込み「憲法停止」を宣言の上、上記政策を宣布する! これに国民が花を撒いて歓迎すれば無血革命の誕生です。
政治は少数精鋭が率いて欲しいものです。
復興資金とあわせて50兆円位日本市場を円でだぶだぶにすれば「円高は止まると思います」
それでも円高が止まらなければ「国債の利払いを当面3年停止すれば日本国債の格付けは下落し日本円の信用も下がります』
何処の国でも同じで、自国の信用度と為替相場は連動しているので、上げるのは大変な努力がいるのですが、逆に下げるのは関係者に『下げる意思』さえあれば方法は極簡単なのです。
全くの正論であり無駄飯を食っている日本の経済学者やエコノミスト等に比べれば、その主張の正しさは際立っている。浜の偏屈爺さまには、これはもう金融大臣に成って日本国を立て直して欲しいが、・・・無理でしょうね。そんなことが出来るなら日本国は此処まで悪くなっていない。
失われた20年間もの長い間の、官僚と政治家の責任は万死に値すると思いますね。