王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

長崎」ストーカー殺人 担当部署が受付先送り!

2012-03-23 07:53:53 | 駄目だ! こりゃ
北海道旅行、事件直後に把握=千葉県警、本部長らに報告せず―長崎2女性殺害(時事通信) - goo ニュース

昨年12月三女に対するストーカー行為を訴えた父親の被害届を先送りした習志野署の怠慢で長崎の親族二人が(八つ当たり的に)殺された事件ですが、当初から広域警察間の連携不足が指摘されました。
今月5日には長崎で千葉、長崎、三重3県警の合同会見までやって検証結果を公表謝罪していました。
しかし習志野署の担当課は訴えの2日後に函館に2泊3日の旅行に出ていたそうです。

旅行と被害届の先送りは直接関係ないとの警察のコメントを記す新聞もありますが千葉県警の(内部?)捜査担当部署は事件2日後には旅行の事実を把握していたそうです。
そうすると千葉県警ぐるみの隠ぺいだよな!

22日片桐警察庁長官が記者会見で「危機意識が欠如」と警察官の緊張を喚起していますから喚起のみならず千葉県警のありようをしっかり
調べなおして欲しいものです。
三重県で自分の父親の頭を殴ったストーカーが習志野の彼女(元カノ?)の件で長崎を訪ねて近親を殺害してしまうーーーなんて浜爺は当然おそらく習志野署の刑事たちに想像も付かなかったのでしょうね。
それでも娘さんの住まいの近くをうろつくとの訴えでしたからその時点で「当人から事情を聴く」或いは「注意をする」とかすれば違う結果になったかもしれません。
でも民事と刑事事件の境目みたいなストーカー事件を今までに警察機構が扱う難しいさでしょうね。
幼児虐待の訴えに介入を躊躇するように見えるのも同様です。
隣組や町内会が消えつつある昨近ですからボランティアーによる民事警察みたいな緩衝帯が必要な国柄になってゆくのですかね?
何だか嫌な気分です。


写真:5日の合同会見(長崎新聞)

時事通信:
長崎2女性殺害事件に絡み、ストーカー被害を受けていた家族からの被害届受理を千葉県警習志野署の担当者らが先送りし直後に北海道旅行をしていた問題で、千葉県警の森末治刑事部長は22日夜、同署を調査した県警本部捜査1課など4課の担当者が、事件2日後の昨年12月18日ごろには旅行の事実を把握していたと明らかにした。

 森末刑事部長によると、旅行の計画は同11月に習志野署長に伝えられていた。刑事部長が把握したのは今月21日になってからだが、生活安全部長と遺族への説明に当たった刑事部参事官は、今月5日の同事件の対応に関する千葉、長崎、三重3県警の検証結果公表前に把握していた。関係者によると、本部長にも報告はなかったという。

 調査を行った4課の課員は、この検証を担当。公表された検証結果に北海道旅行の記載はなく、警察庁にも報告はなかった。 
(引用終わり)

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