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石原新党へ綱領?! 亀井氏や平沼氏との関係は? 

2012-02-04 08:20:16 | 政治
石原新党へ綱領 亀井氏と溝、維新連携の妨げ(産経新聞) - goo ニュース

都知事の石原慎太郎氏とたちあがれ日本代表の平沼氏そして国民新党の亀井代表が集まり先月25日フランス料理店で新党立ち上げについて話し合いをしたそうで本人たちはそれを否定していますが公然の事実になっているようです。

27日にはパパ石原は綱領作成に着手を認めたたそうです。石原氏も今79歳 9月には御年満80歳におなりです。過日TVでお姿を拝見すればダブルの背広の前ボタンが止ま難いほどの肥満振りでした。
彼が王道を行くならグループの中から後継者を選びその人物を前に出し若返りを図らねばなりません。
長男の石原伸晃氏は自民党の幹事長ですから彼との連携が自然ですよね。
しかしジュニア石原氏は「動揺する自民党員に新党に手を入れられるのを嫌っているとか」
テーブルの下では父子がっちり手を握っているのか?本当に迷惑なのか浜爺にはわかりません。

さて政治綱領を作ることは大切です。
過日TVの解説者が語りましたが綱領とは「この日本をどのような国柄にするのか?」に始まると言い切りました。
「安全保障の考え方」--軍隊を持つのか持たないのか? 交戦権を持つのか? せめて自衛権はどう考えるのか? 軍事同盟をどう考えるかなど等
「税金はどの程度国民から取るのか?」「年金健保介護の予算をどうするのか?」
「未だに輸出立国なのか?」「地方分権を進めるのか?」そして昨年から避けて通れない「原発依存を続けるのか?否か?」
国策の根幹について原則を決めて「この指とまれ」をやらねばいけません。
その過程で現行憲法と牴触があれば変えてゆく。としておけば良いのであって「初めに自主憲法ありき」では店晒し気味ですが自民党の綱領も立ち上がれのそれを踏襲するとの事ですね。
その点で政権党の民主党が綱領抜き(或いは無し)にして数を集めた為、政権与党としての意見が纏められず国政が停滞しています。
その上で「マニフェスト」(船の積み荷明細が元だそうですが政党の当面とか短期の政策公約てな意味でしょうね)があり「小さな政府」とか「財政規律を守る」とか「財政出動する」とか状況に応じて政権の色合いを出すと良いのですが。

パパ石原と平沼氏の両保守主義者に亀井代表はまだ民主党と連立政権を組んでいるのに新党活動ですからこれはもう国民新党生き残りの政局にらみの行動ですね。

加えて亀井氏は消費税率値上げ反対論者です。
パパ石原は大阪橋下知事との連携も視野に入れているようですが橋下氏からは「有難迷惑」気味の反応です。

石沼亀の思惑とおりに新党が立ち上がるでしょうか?
これにジュニア石原を足しても「政党支持なしの40%」を熱くさせる綱領とマニフェストが出来そうに思えません。
加齢臭? のしいかの臭いがしそうな組み合わせ」です。
取敢えず見守りましょうね。


写真:3日たちあがれ日本拡大支部長会で(共同通信)

産経新聞:
「明治維新は下級武士の反乱によるが、反乱のゆえんは坂本龍馬が船中八策を作ったことにある。やっぱりゆえんなくして物事は動かない。政界再編を論じるならばそれを打倒する政策を考えなければしようがないじゃないの…」

 27日午後、都庁で記者会見を開いた石原慎太郎知事は複雑な表情を浮かべながらも新党の綱領作成に着手したことを渋々認めた。

 ただ、3月結党については「亀井静香の流す怪情報にはだまされない方がいいよ。3月は一番忙しいんだから…」と突き放した。

 この冷ややかな態度に表れる通り、石原氏と国民新党の亀井静香代表の間にはすきま風が吹き始めている。25日夜、石原、亀井両氏は東京・西麻布のフランス料理店で、たちあがれ日本の平沼赳夫代表らを交えて新党について話し合ったが、ここでも意見の対立が鮮明になった。

 亀井氏「6月にも解散がある。3月末までに新党を作らないとダメだ!」

 石原氏「そんなのできるわけないだろ!」

 早期の新党結成で衆院解散をめぐる攻防の主導権を握りたい亀井氏。これに対し、石原、平沼両氏は自民、民主両党を巻き込んで70~80人規模の新党を作るため、機が熟すのをじっくり待つ腹づもりなのだ。

 加えてネックになっているのが亀井氏の処遇だ。

 石原氏周辺は昨年末から綱領策定作業を始めたが、まず消費税問題でつまずいた。石原氏は27日も「消費税増税は絶対に必要だ。2段階ではなく一気に上げるべきだ」と語ったように消費税増税論者。強硬に反対論を唱え続ける亀井氏とは相いれない。

 亀井氏の存在は、橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会との連携にも影を落とす。橋下氏は亀井氏の守旧派のイメージを嫌がっているとされ、維新の会首脳も「亀井氏との連携はあり得ない」と断言しているからだ。橋下氏は27日も「新党3月結成説」について「そんな話は聞いたことがない」とつれなかった。

 ただ、昨秋から新党構想を主導してきたのは亀井氏だ。自らが率いる国民新党のメンバーを路頭に迷わせるわけにはいかない。むしろ国民新党とたちあがれ日本による小所帯でスタートした方が自らの手腕を発揮しやすいと考えており、25日の会合でも「結成当初は小人数でもいいじゃないか」と譲らなかった。

 「石原代表-平沼代表代行」の二枚看板で関東、関西、中京の3大都市圏で旋風を巻き起こしたい石原氏との溝は深まるばかりだ。

 「政界再編を論じるのなら手段や政策を考えなければしようがない。不満分子を集めて数をそろえたって政党にならんよ…」

 石原氏は記者会見でこう断じた。

 とはいえ亀井氏は国会議員時代からの盟友であり、突き放すのは忍びない。石原氏は情と理想の間でなお揺れている。(今堀守通)
(引用終わり)

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