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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

社民党 連立離脱 選挙協力?!

2010-05-31 08:05:21 | 政治
社民、連立離脱を決定…選挙・国会は一定の協力(読売新聞) - goo ニュース

昨日30日店番しながらラジオを聞いていると4時頃「社民党が連立離脱を決定」と流しました。
話の筋としては通っているなと思いました。

党首は大臣罷免でも「辻元副国交相は閣内」では何とも珍妙ですものね。辻元氏は辞表を表明したそうです。

今朝「みのさんの朝ズバッ!」に福島社民党党首が出演していました。
昨日地方と中央の幹部会を積み上げ「連立離脱と決めた」そうです。
さて今後の「民主党と社民党の関係」は是々非々だそうです。
それよりも「小沢氏と重野幹事長の間で選挙協力は何とか維持する」事になりそうだとか?!

まあ「鳩山首相が責任もって指導すべき“普天間基地の最低でも県外出来れば海外移設”を“辺野古周辺”と日米合意してしまったのですから、非は鳩山首相にあります」
繰り返しますが福島党首と辻元議員と民主党は「沖縄に新しい米軍基地を作るのに反対する」との沖縄の住民の思いと内地でもその考えを支持する住民の気持ちを代表して小党なのに政治的「義(人としての道)」を立てました。
さて「選挙協力」ですが如何考えたら良いのでしょう?

爺は有っても良いかなと思います。
例えば「国民新党の亀井党首」は自公案に固まる迄十年以上掛けた。今環境の問題やら改めて反対運動やらが起きて「基地など出来る訳が無い!」との見方です。朝TVでは社民党の中でもとその様な考えの人がと聞こえました。
だから「自分の美学(に溺れない)で連立を去るな」と発言しています。
「まあ大人の知恵を出せよ!」と声を掛けたのでしょう。

この発言は江戸末期の徳川幕府の要人の発想でしょう。
亀井氏は「国民新党の党首の前は自民党の要職を歴任された方です」本来ならば「基地移設を実現すべく努力する側にいた方です」もし「連立与党で辺野古移設案が決まればそれを実現すべく改めて努力をすべき側にたったのですが出来はしない。俺は知らん! 反対運動は実に強い。」と言っている訳で政権にいる政治家として無責任極まりありません。

こういうグジャグジャな政治環境ですから爺は:
「連立離脱し野党になった。以降の政策は是々非々」と福島党首が発言したのですから
来る参院選挙で「選挙協力」する位の弾力性があって面白いと思います。
TVでも「同居離婚?」見たいなドラマを取上げています。

それよりも「鳩山首相の辺野古移設案に至る食言或いは失政」を非難する声が民主党内と
内地の人から余り聞こえません。
安全保障にからむ問題ですから微妙なのですが「米軍基地親切反対」に内地でも55%位反対の声が上がっても良いと思うのですよ。
これを機に「沖縄では基地反対の声が強く上がる」でなく「日本では基地反対の声が強く」との国民的最大公約数(政治的立場)を主張する政党が社民党以外にも広がる事を期待します。


読売新聞:
社民党は30日、都内で全国幹事長会議と臨時常任幹事会を開き、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題を巡って福島党首が消費者相を罷免されたことを受け、連立政権から離脱することを決めた。

 民主、社民、国民新の3党連立による鳩山政権は、昨年9月の発足から8か月で一角が崩れ、民主、国民新両党による2党連立となる。民主党内では、普天間問題の迷走が社民党の連立離脱や内閣支持率の低迷を招いたとして、夏の参院選を前に鳩山首相の退陣を求める声が上がり始めた。首相の政権運営の先行きは不透明になってきた。

 社民党執行部は30日午前の常任幹事会で、普天間飛行場移設先を名護市辺野古と明記した28日の閣議決定の撤回を政府に求め、受け入れられなければ連立政権を離脱するとした方針を決め、全国幹事長会議に提示した。

 これに対し、一部の県連が慎重論を唱えたものの、早急な連立離脱を求める声が相次いだため、再度常任幹事会を開いて、当初の方針を変更し、直ちに連立離脱に踏み切ることにした。

 福島党首は全国幹事長会議で「社民党の一丁目一番地である平和と基地の問題に関し、辺野古の海に基地を造る政治に加担することはできない」と表明。同会議終了後の記者会見では、鳩山政権に対する今後の対応について「法案によって是々非々でやっていく」と述べた。内閣不信任決議案への対応については言及を避けた。

 社民党は今後も、夏の参院選や国会運営では民主、国民新両党と一定の協力関係は継続する方針だ。常任幹事会では昨年9月の連立政権発足時に3党で合意した10項目の政策合意の実現を求め、その成果をみて選挙協力の是非を検討するとした。

 社民党の重野幹事長は30日夜、民主党の小沢幹事長に電話し、連立政権離脱を伝えた上で、参院選での両党の選挙協力を求めた。小沢氏は「連立離脱は仕方ない。しかし、党と党の関係はこれで切れるわけではないので、今後も一緒にやっていこう」と応じたという。

 一方、国土交通副大臣として社民党から政府入りしている辻元清美衆院議員は30日、前原国土交通相に辞意を伝えたことを明らかにした。31日に辞任する見通しだ。
(引用終わり)


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