昨日26日夕刻のTVニュースで、神奈川県内の病院に入院中の男が「1970年代に起きた連続企業爆破事件の容疑者を名乗った」と速報されました。
その後報道と今朝宅配の朝刊によると「男は25日鎌倉市の病院で”末期がんで治療中”桐島聡(70)と名乗った”そうです」。
当時、サラリーマンで浜松町の支店で働いていましたが「三菱重工爆破事件の起きた大手町には一筋違いましたが本社があり酷い話だと思ったことを思い出しました。
ざっと50年も潜伏とは個人では難しそうで支援する仲間やシンパが今でもいるのですかね?!
72年暮れのオイルショックを境に「続いてきた賃上げも難しくなってきていて企業と労組の関係も厳しくなってきました」。持ち回りで組合役員を一寸まじめにやると「反戦過激派」とレッテルを張られ会社を去った同僚を思い出しました。
DNA鑑定で「桐島本人かどうか、2~3日で判るそうです」。いろいろな背景が語られるのはそれからでしょうね。
写真:桐島容疑者の手配写真
朝日新聞デジタル:
神奈川県の病院に入院中の男が突然、1970年代に起きた連続企業爆破事件の容疑者を名乗った。警視庁は事情を聴き、身元の確認を進めているが、特定されれば事件から49年ぶりとなる。半世紀の空白は今後の捜査で埋まるのだろうか。
■偽名を使用 警視庁が身元確認へ
「自分は桐島聡だ」
捜査関係者によると、男が突如、入院先でそう言ったのは25日だった。病院は神奈川県警に通報し、その日のうちに警視庁に連絡がきた。警視庁公安部は病院に捜査員を派遣した。
桐島聡容疑者(70)を名乗る男が入院したのは今年1月。偽名を使っていた。捜査関係者によると、自ら病院を訪れたわけではなく、体調を悪化させて病院に運ばれたとみられる。末期がんと診断され、重篤な状況という。
毎年11月の「指名手配被疑者捜査強化月間」などには、桐島聡とみられる男の情報なども寄せられていた。捜査幹部の1人は「捜査員がひとつひとつつぶしていく中で、今回は桐島である可能性が比較的高いとみられる」と話す。
警視庁は身元の確認を進める。一般的には、指紋やDNA型鑑定の手法を使う。警視庁はこの男について、桐島容疑者の親族を探すなどしてDNA型鑑定を試みる方向で、結果が出るまでには少なくとも数日間はかかる模様だ。
共犯者として国際手配されている大道寺あや子容疑者(75)らが海外逃亡したことにより、桐島容疑者の時効は停止されている。
(引用終わり)
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