王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

野党 野田首相所信表明を批判

2011-10-29 08:38:26 | 政治
「美辞麗句」「闘志感じぬ」=野党、所信表明を批判(時事通信) - goo ニュース

昨日28日野田首相が国会で所信表明演説を行いましたが野党からは不評でした。
素人の浜爺にもそう思えます。

ねじれ国会による「復興財源の目処が立たぬ事」「その財源を増税に頼る事」を始め「普天間移設は口先だけ」「円高対策は(事実上)策なし」「TPP参加は議論不足」そして年末には国債発行残高1000兆円に達しようとしています。
25日以降野田内閣の閣僚は所信表明を糾され山岡消費者相は参院で自民党より問責決議がだされるとか。

野田さん 今 日本は非常事態なのですよ!
月曜日国会の冒頭で「暫時憲法停止を宣言し戒厳令を発布」「復興予算の成立宣言(財源に問題ありと思うが)」そして「国債の利払い3年の停止」を宣言しましょう!!

海外は日本の政情不安と見て円の投売りに変わります。
為替レートはたちまち90円台を回復。上手くすれば100円台に戻るでしょう。
「外為特会」に戻ってきた円を減税と年金財源に充当すればたちまち国民は潤います。

あらゆる手段を取るとはこういう考えもある事を知っていてください。


産経新聞:
自民党の谷垣禎一総裁は、国会内で記者団に「窮境を打開していこうという烈々たる闘志、責任感を感じ取ることができなかった」と酷評。2011年度第3次補正予算案の早期成立へ首相が提案した「共同作業」には応じる姿勢を示しつつも、その後は「国民ともう1回契約し直す(べきだ)」として、衆院解散を求める考えを示した。

 公明党の山口那津男代表は、首相が環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題で明確な立場を示さなかったことに触れ「情けなさを感じる。これでは国民が不安を強くするのは致し方ない」と指摘。みんなの党の渡辺喜美代表は「美辞麗句を並べながら、やろうとしていることはただ一つ、増税だ。本当に国益を害する」と断じた。

 共産党の志位和夫委員長は「首相は『希望の種をまこう』と言ったが、まこうとしているのは不幸の種ばかりだ」とし、社民党の福島瑞穂党首も「大増税など肝心なことを言わないのが安全運転だと思ったら大間違いだ」と批判。たちあがれ日本の平沼赳夫代表は「財務省が書いた原稿通りの演説に失望した」と語り、新党改革の舛添要一代表は「平板で野田カラーが見えない」と切り捨てた。

 一方、民主党の輿石東幹事長は記者団に「復旧・復興などへの固い決意が語られた」と強調。国民新党の下地幹郎幹事長は「首相の熱い思いはよく分かった。あとは決断力だ」と指摘した。(引用終わり) 



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1 コメント

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no way (noga)
2011-10-31 15:24:31
永遠に待ちの政治では、迅速な対応はできない。どこまでも停滞気味である。元来のんきな性格のためか、自分自身は無為無策でありながら、棚から牡丹餅の落ちてくることを熱心に期待している。

現実の内容は、「世の中は、、、、、」の内容であり、理想の内容は、「あるべき姿」の内容である。これは非現実である。
日本語には時制がなく、日本人は現実 (現在) と非現実 (過去・未来) の世界を独立させて並行して言い表すことが難しい。
非現実 (理想) に向かうための現実対応策が語れない。
現実から理想へと一足飛びに内容が飛ぶ。言霊の効果のようなものか。その過程が明確にされない。

時制を考慮することなく自分の思った内容を述べようとすると、現実肯定主義派と空理空論 (曲学阿世) 派のどちらかに分かれることになる。
これでは政治音痴は止まらない。
両者は話が合わない状態に陥り、議論ができない。そこで、悪い意味での数合わせで、民主的に、物事を決するしかないことを日本人は心得ている。
だから、多数がとにかく足並みをそろえる大連立の構想には意味があると考えられているのであろう。

守旧派の世界は理想的ではないが、過不足なく成り立っている。革新派の世界は穴だらけで成り立たないことが多い。
安心と不信の背比べである。だから、政治家は静観が多く、意思決定には手間を取る。
静観には現在時制を働かせるだけで十分であるが、意思決定に至るには意思(未来時制の内容)の制作が必要になる。
意思の制作に未来時制が必要であるということは、自分が意思を作って示すことも他人から意思を受け取ることも難しいということになる。
つまり、社会全体が意思疎通を欠いた状態のままでとどまっているということである。
それで、勝手な解釈に近い以心伝心が貴重なものと考えられている。

時代に取り残されるのではないかという憂いが常に社会に漂っている。
英米人の政治哲学に基づいて次々と繰り出されてくる条約締結の提案には、ただたじろぐばかりである。
自分たちには、哲学がない。理想もなければ、それに向かって踏み出す力もない。
筋道を明らかにされることのない指導者からの励みの要請に民は閉塞感を持っている。玉砕戦法のようなものか。
だから、我々は耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ必要に迫られることになる。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812


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