王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

チュモン(朱蒙)を見る

2010-07-20 10:18:16 | 芸能
三連休の週末は全国特に西を中心に大雨や山崩れが多発して死者まで出してしまいました。
謹んでお見舞い申し上げます。それと重なるように雨に襲われなかった地区では海と川や山に出かけて犠牲者の名前がTVニュースで流れれようになりました。
お気の毒に思います。

さて今日横浜は気温35度とか言ってます。
折角の休日なのですが余りの暑さに日中の散歩を避けました。
そこで時間つぶしの仕掛にDVDをかりて「チュモン」を見ることとなりました。
と言うのもテレビ東京が一週間に木金の二度だけ昼の1時間「チュモン」を放映しているのです。
CMの時間を除くと中身は40分位でしょうか?!
丁度昼の時間なので店番しながら見るとも無く見る機会が有ります。
最近では23集位まで進みましてね、その続きを見たくなったわけです。

プヨ国のクムワ王は三人の息子を競わせてその中で優れているものを交代にする積りのようです。
兄二人は王妃の子、チュモンは第二夫人ユファの子。宮中では王妃の外戚が重臣に居てチュモンはいつも冷たくあしらわれます。
それでもヨンタバル商団の手助けで「塩を漢に頼らず手に入れる方法を開拓しました。
負けては居られぬ長兄テソは漢の玄菟郡長官の娘を妃にする密約で「漢の鋼鉄剣」の製法を入手し組むわ王の覚えを目出度くしようとします。次兄のヨンポは王と何かと不和になった神殿の巫女ヨミウルの暗殺を謀りますがチュモンの活躍で失敗します。
これを機にヨミウルは神殿を捨てる決意をしますが、最後の祈りの時に「神玉」に写る三本足のカラスは国に害を与える物出ない事に気づきます。ヨミウルはカラスをかつての同士ヘモス将軍ではなくチュモンでないかと気づきます。
こうして巫女の後継を自分の息の掛かった巫女に置き換えたい王妃、チュモンを追い出したい兄二人、これでもかと苛められるチュモンとそれを助けるヨンタバル商団の娘ソソノが入り乱れて事件が次々に起きます。ついにはチュモンが漢に滅ぼされた朝鮮小国の流民を漢の手から救出した事で漢の玄菟郡と戦争にまで発展します。
さてこの先どうなりますか?
全81巻だかあるそうですからまだまだ山坂ありそうです。

DVDはノーカット版ですからなるほどそうだったのかと筋を追うのに良いですね。

脚本は史実をネタに入れてるとすれば:
頃は紀元前1世紀頃、プヨ国の所在は今の中国の瀋陽の南80-90キロ付近本渓の付近で後にチュモンが流民を率いてプヨを脱出し国を興すのが通化とか集安の付近の様です。
韓国の作った映画と言いながら新プヨ国(後の高句麗)が鴨緑江沿岸部で北の首都ピョンヤンより200キロくらい北西寄りというのが愉快ですね。
この辺りはお話として巧みにぼかしてあるのでしょう。
さてどうやって漢の玄菟郡長官の軍を破るのでしょうか? 夏の暇つぶしにはお勧めですよ。


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