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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

13年度補正 5兆4654億円

2013-12-14 08:10:13 | 国債 財務省証券
13年度補正、閣議決定=消費増税にらみ5兆4654億円(時事通信) - goo ニュース

政府は12日総額5兆4654億円の補正予算を決定しました。
財源は税外収入などを元に国債の追加発行はないとか。
それでもざっと税収50億円に新規国債42兆円規模の合計92兆円が予算の骨格です。

別紙では14年度の新規国債発行額は41兆円規模として13年度当初発行額42.9兆円比1兆円強減り2年連続の減額となります。
しかし50兆円の税収に40兆円の国債と併せ90兆円の国家予算の異常さは少しも改まっていません。

リーマンショックを機に景気対策を口実に膨らんだ国家予算は6年連続40兆円の赤字国債が続いています。

国家予算言い換えれば国民から取る税金の総額を決めないで消費税率を来年4月から8%にするのですから「漏れたざるで水を掬いながらそこに消費税を僅かに注いでいる」様にしか見えません。
国会議員の定数、報酬などから始まって「規制改革」をまずやって国家支出を適正な規模に落とさないといけない筈でした。
消費税が10%になったら一部食品の免税をどうするかなんて揉めてないで10兆円ほどの冗費を節約する事が先ですよね。

浜爺は消費税の値上げに反対します。役人の好きな欧米がそうでも日本だけは「消費税をとらない國」にする事が大切なんです。


時事通信:
 政府は12日の臨時閣議で、総額5兆4654億円の2013年度補正予算案を決定した。14年4月の消費税増税に備えた経済対策を財政面で裏付ける。東京五輪開催に向けたインフラ整備や、低所得者・子育て世帯への現金給付などが柱。

 増税後の4~6月期に予想される景気の落ち込みを補い、成長を確実にするのが狙い。補正後の13年度一般会計予算総額は、過去4番目に大きい98兆770億円に膨らんだ。

 麻生太郎副総理兼財務・金融相は、閣議後の記者会見で、補正予算案について「4~6月期の需要を喚起できる。いい規模ではないか」と述べ、景気の下支え効果に期待感を示した。

 補正予算案は、東京五輪で主要会場となる国立競技場(東京都新宿区)の改修関連費213億円など「競争力強化策」に1兆3980億円を計上。子育て支援・少子化対策や、学校の耐震化といった防災・安全対策にも予算を確保した。

 歳入では、企業業績の改善により13年度の当初見込みを上回る税収2兆2580億円、NTT株売却益1533億円を含む税外収入、12年度剰余金などを活用。新たな借金となる国債の追加発行はしない。
(引用終わり) 





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