王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

容疑者、母の治療でトラブルか 医師と食い違い 埼玉立てこもり

2022-01-29 09:56:56 | 社会
昨日朝NHKの「カムカム エヴリバディ」の冒頭に、ここをクリック⇒白いテロップで事件の速報を流し、放送後の鈴木アナと大吉・花丸さん達の楽屋落ちみたいなシーンも無いまま、現場周辺の様子を流していました。
何だか判らない中、医師ら医療関係者が複数で弔問に訪れるとは過失でも有ったのか? とふと思っていました。一夜明ける前に事件の概要が判ってきました。
猟銃を医師らに発砲したのは、この家の住人は無職の渡辺宏容疑者(66)で、 母親(92)の老々介護をしており、その介護については有名いクレーマーで医師会に何度も「介護方針に付き医師側との意見の違いを寄せていた」様です。母親は事件の2日前に亡くなっており、渡辺容疑者が鈴木医師らを呼び出したのが実情の様です。
110番通報後、警察官多数が駆け付けたと有りますから、銃が発砲された情報を持っていたようです。
そして鈴木医師の安否が確認出来なくとも、他に腹を撃たれた方が逃げ出しているのですから、人質救出までに11時間掛かったのは、現場を仕切った警察関係者は事態を見誤っていたのかも知れません。救出がもっと早期に行われていれば、助かった命かも知れないからです。
訪問介護の善意が仇になってしまったようですね。
謹んで鈴木医師のご冥福をお祈りいたします。 合掌

写真:立てこもりがあった容疑者宅の周辺を調べる捜査員ら。家の前には大人用おむつが散乱していた=埼玉県ふじみ野市で2022年1月28日午前8時57分、梅村直承撮影 

毎日新聞:
埼玉県ふじみ野市大井武蔵野の民家で27日夜、散弾銃を持った住人が、この家を訪れた医師の鈴木純一さん(44)=東京都港区=を人質にして立てこもった。住人は無職の渡辺宏容疑者(66)で、 埼玉県警は約11時間後の28日午前8時前、家に突入し、身柄を確保した。鈴木さんは保護されたが、胸の辺りを撃たれ、搬送先の病院でまもなく死亡が確認された。県警は渡辺容疑者を殺人未遂容疑で緊急逮捕し、東入間署に捜査本部を設置した。
 県警によると、鈴木さんは在宅医療に携わり、渡辺容疑者の92歳の母親への診療を担当。母親は26日に死亡し、鈴木さんが死亡確認をした。鈴木さんは27日、容疑者に呼び出される形で理学療法士の男性(41)ら複数の関係者と一緒に容疑者宅を訪れ、事件に巻き込まれたとみられる。鈴木さんのほか、理学療法士も腹付近を撃たれて重傷を負った。いずれも容疑者に襲われたとされ、県警が状況を調べている。
 渡辺容疑者は母親と2人暮らしで、地元の東入間医師会によると、昨年1月から今月24日にかけ、渡辺容疑者から母親の診療を巡って15回前後の電話相談があった。鈴木さんと意見や見解が食い違うという内容といい、容疑者が母親の死などを巡って不満を募らせていた可能性がある。
 27日午後9時15分ごろ、近隣住民から「バンバンという音がした」と110番があり、警察官らが駆け付けると、渡辺容疑者宅の玄関先で理学療法士が倒れており、容疑者が立てこもっていることがわかった。県警は固定電話を通じて鈴木さんを解放するよう説得を続けた。
 渡辺容疑者は具体的な要求をせず「(人質は)大丈夫。救出してもらいたい」などと話していた。しかし応答がなくなり、鈴木さんの安否が確認できないため、県警は突入を決断。あおむけの状態で倒れている鈴木さんを見つけた。渡辺容疑者は特に抵抗するそぶりは見せなかったという。県警は容疑者宅などから散弾銃2丁を押収した。
 事件発生後、ふじみ野市は市立中学校の体育館に避難所を開設し、一時は約130人が避難した。現場付近の三つの小中学校が休校となった。【成澤隼人、岡礼子、春増翔太】
(引用終わり)
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