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野田氏に続き海江田氏も出馬?!

2011-08-19 08:39:46 | 政治
“本命登場”野田氏に打撃(産経新聞) - goo ニュース

民主党の新代表選挙に財務大臣の「野田佳彦氏」が立候補するのは決まりの様で同氏は「大連立を何度でも」との呼びかけを(多分)自公にしているようだ。
他にも馬渕氏の立候補に加え海江田氏も出馬の意向を固めたとか。

09年夏の衆院選でのあの民主党熱は何だったのでしょうかね?
勿論浜爺も政権交代があれば日本の政治が前に進むと期待していたのですが!

よく考えれば1990年に本家「ソ連邦」の社会主義政権が崩壊したのですから日本でミニ社会主義政権の民主党がポスト自公政権で「財源無き社会政策」を展開できるはずもありません。

まあ日本国民の半数以上が「政治的はしか」に戦後65年も経って罹患したものですからその症状は酷く「政治の停滞」を患っています。

民主党が20%の支持率だとして「野田氏」であれ「海江田氏」でも党内50%の支持率で新代表になったとして国民10%の支持率ですからとてもこんな物で国を動かす原動力にはなりません。
今また「支持政党なし」が40%なのですから自分の党或いは政党グループを核に「支持政党なしの半分」と「他党の中間派」を取り込む政治的提言をしなければいけません。
政治は少数精鋭で先進的かつ創造的に行わねば国民的合意を形成できないからです。

民主勢力のやや右寄りと保守勢力のやや左寄りとが「保保再編して新党」を作らないと安定政権の中核が形成されないでしょうね。
「連立する項目が財源なのか減原発なのか復興対策なのか」国民の意思は何かを集約する必要があります。
しばらく見守るしかありません。


写真:時事通信

産経新聞:
【民主 漂流】■海江田氏も出馬固める/「小鳩」の支持カギ

 「一度話をしたいが…」

 野田佳彦財務相から電話を受けた前原誠司前外相は17日夜、東京駅に着くと密会場所に車を走らせた。

 野田氏「代表選で支援してもらえませんか」

 前原氏「明日、凌雲会としての考え方を決めますから…」

 野田氏は深々と頭を下げたが、盟友とされる前原氏はつれなかった。

 外国人からの違法献金問題を抱える前原氏は、ほとぼりを冷ますため今回の代表選を見合わせて野田氏を支援し、来年9月の任期満了に伴う代表選で本格政権を目指す。前原氏や仙谷由人官房副長官は当初こんなシナリオを描いたが、中堅・若手の前原待望論の高まりにシナリオは大きく変わりつつある。

 ▼「主戦論」が続出

 18日、都内のホテルで3回に分けて開かれた凌雲会の意見交換会でも「主戦論」が続出した。

 「民主党は『前原氏を温存する』などと言っている状況ではない」「他候補で一本化するくらいならば自主投票にすべきだ」-。

 意見交換会で野田氏支持の流れを作りたかった仙谷氏には大きな誤算だった。

 「菅直人代表では党内融和が得られなかった。次の代表はまず党内融和が大事だ。それにできるだけ早く大連立の協議をしなければならない」

 仙谷氏がこう説くと、前原氏はけげんそうな表情を浮かべ、こう言い放った。

 「大連立を代表選の争点にしてはならない。今そんな話をしたら自民党に足元を見られるだけだ!」

 気まずい空気が広がる中、最後は仙谷氏が旗を降ろした。

 「私が野田氏を推すとの報道があるが、そんなことはない。皆さんの意見を聞き、考えが変わった…」

 前原氏が出馬に傾いたことは最有力と目されてきた野田氏に打撃となる。野田氏が率いる「花斉会」は約30人にすぎない。

 100人以上の勢力を誇る小沢一郎元代表の支持は望むべくもないだけに総勢50人の凌雲会は頼みの綱だったのだ。

 もともと野田、前原両氏には微妙な緊張関係がある。野田氏の方が年長であり松下政経塾では1期生の野田氏は、8期生の前原氏の先輩だった。初当選はともに平成5年だが、野田氏は1度落選したため前原氏が1期上。過去の代表選では共闘し、前原氏が代表当時は野田氏が国対委員長として支えたが、事態が緊迫するとライバル心がむくむくと頭をもたげる。

 ▼動き出す他候補

 とはいえ、両氏がともに出馬すれば、非小沢系の保守派や中間派は二分され、小沢氏と鳩山由紀夫前首相の「同盟軍」の票が勝敗のカギを握ることになる。

 それだけに凌雲会の動きは他候補を刺激した。筒井信隆農水副大臣ら24人は18日夜、鹿野道彦農水相擁立に向け気勢を上げた。

 馬淵澄夫前国土交通相もインターネット番組で20人の推薦人確保を明言。海江田万里経済産業相が出馬の意向を固めたのも「ぐずぐずしてはいられない」と焦ったからに違いない。

 だが、野田氏は狭まる包囲網もどこ吹く風。18日夜は千葉市のホテルで大連立への思いを切々と語った。

 「大きな政治をするためには野党に閣内に入ってもらうことをお願いせざるを得ない。成功するまで何度でもお願いしたい。101回でもプロポーズしたい」(加納宏幸)
(引用終わり)

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