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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

エース級種牛5頭、抗体検査も陰性

2010-06-07 07:18:19 | 社会
エース級種牛5頭、抗体検査も陰性 口蹄疫、延命確実に(朝日新聞) - goo ニュース

55頭の種牛の内、13日に6頭を特例で移動させていた種牛の話について爺は遠慮しながら一言述べていました。「移動制限地区外に避難させたとしてその6頭のどれかが口蹄疫に感染していたら如何するか?」と気になっていたのです。
そうしたら案の定22日に忠富士と呼ぶナンバー1の種牛が感染している事が判り殺処分となりました。

決まりによれば「残る5頭も殺処分せねばならず高鍋町に残した49頭の処分と併せると宮崎牛は当面絶えてしまいます」
当時の6頭の畜舎を見ると同じ屋根の下にいたのですね。
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/28/4356ca8b39e0abb1c0f0ad04ab75dd36.jpg
本当に危険回避を考えるなら個体管理(一頭一頭別にする)ですがせめて二群に分ける程度の配慮は無かったのでしょうか?
まあ餌やりとかし尿の管理を考えると同じ屋根の下になってしまうのかもしれません。
でも中途半端な扱いですよね。

この5頭はまたまた特別措置で感染の有無を観察しながら殺処分を免れてきました。
6日県の発表では「5頭は血液の抗体反応も陰性(かつて感染した兆候がない)」との事。
遺伝子検査(今体内に口蹄疫のウイルスがいない)とあわせ白の様で10日の抗体再検査の結果を待って延命が決まりそう。
宮崎の関連業界の方は不幸中の幸いでした。
県の種牛が特例なら「民間の種牛にも特例を」と泣いて訴えていた農家の方がいました。
原則と特例と兼ね合いが難しい事案でした。
今後の為、後日の丁寧な検証が必要です。
それと宮崎の川南町辺りから口蹄疫が発症したかの原因追求も必要でしょう。


朝日新聞:
宮崎県は6日、家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の感染を防ぐため、移動制限区域から特例で避難させたエース級種牛5頭について、血液の抗体検査が陰性だったと発表した。2週間の経過観察中に実施した遺伝子検査でも5日、陰性が確認されている。感染の疑いはほぼなく、延命は確実だ。

 口蹄疫ウイルスの潜伏期間は1週間~10日ほどとされる。一緒に避難した種牛「忠富士(ただふじ)」の感染疑いが5月22日に明らかにされてから、県は連日、遺伝子検査を実施。さらに、忠富士から感染した疑いについての最終的な判断は、念のため抗体検査の結果を待ってから、としていた。

 ただ、県内ではまだ発生例が続いており、依然として感染は終息していない。このため、県は当面の間、5頭の状態について観察を続ける方針。10日には抗体検査を実施し、その結果を踏まえ、5頭の移動制限の解除を検討するという。(引用終わり)

写真:生き残れるか? 福之国

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