カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは10日、ロシア国内全50店舗の営業を一時的に休止すると発表したと報じられました。
昨年夏だと思いましたが、中国の新疆ウイグル自治区の綿花の「奴隷栽培」が問題になり欧州のアパレルメーカーが中国市場を撤退する中、CFOが記者会見で「アメリカで輸入禁止になった綿製品は新疆の綿花は使用していない」とかで撤退しなかったと思います。それはさて置きユニクロはロシアの事業については「ロシアの人も生活する権利が有る」とか柳井会長が数日前に発言し、人道より利益を優先したと批判されていたと思います。継続したかったけど物流が確保出来ない為なのか? ウクライナの市民の命を大事に思うに至ったか? どちらかは判りません! いずれにしても50店舗すべての閉鎖は大変な決断でしょうね。サハリン1,2に関する出資は結論が出ていない様です。
写真:モスクワ中心部のショッピングモール内にあるユニクロ(2016年10月撮影) 【読売新聞社】
読売新聞オンライン:
カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは10日、ロシア国内全50店舗の営業を一時的に休止すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻への反発から海外のアパレル大手が相次いでロシア事業から撤退する中、対応が注目されていた。
ファーストリテイリングは2010年、モスクワにユニクロの1号店をオープンし、ロシアに進出。現在は欧州で最も多くの店舗を構える。2021年8月期連結決算ではロシア事業が大幅な増収増益となるなど、欧州のユニクロ事業を牽引してきた。
ファーストリテイリングは、「現在の紛争を取り巻く状況の変化や営業を継続する上での様々な困難から、事業を一時停止する判断にいたった」としている。
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