このところTV「ちむドンドン」が終わると「羽鳥慎一モーニングショー」を見ていますが、昨日は元信者のジャーナリスト多田文明氏、今朝は金沢大の現役教授で元信者をゲストに、スタジオでは紀藤正樹弁護士が参加し、統一教会に抱え込まれた悲惨な「寄付とか献金とは名ばかりの収奪的集金法」について述べていました。悲惨ですね! 親が夫婦で統一教会の信者ですと、子供たちは信者でなくとも親の貧困が自身の身に掛かって事になります。
たまたま今朝の朝刊には週間Pが「統一教会と安倍元首相の祖父と父の60年に及ぶ関係」との見出しの身に気づきました。一般紙は統一教会と安倍一族の関係には触れませんが、統一教会の関連組織にビデオ画像を送り祝辞を述べた(だけとしても)のは軽率な気がします。これで山上徹也容疑者が安倍氏を銃撃して良い事にはなりませんが、グレーな部分がありそうで、1億円も献金した母親が世間に「お詫びをすればすむ」問題でも無い様に思いました。しかも十年前後の冷却期は有ったものの、ここ数年は又教団とかかわりを持つとは「脱会とか縁切り」がいかに難しいのか?を考えさせられます。
「統一教会」の霊感商法がいつの間にか「オウム真理教」の問題にすり替わってしまいましたが、日本で「公安部局」が正しき機能するとしたら「統一教会の集金システム」はどうして見逃されたのでしょうかね? 今でも日本で年間100億円の集金目標が有るとか?! この辺りをきちんとしてゆかないといけないと貧乏人は益々貧乏になるばかりの気がします。
写真:山上徹也容疑者(8日、奈良市で)=平野和彦撮影 【読売新聞社】
読売新聞オンライン:
安倍晋三・元首相(67)が奈良市内で街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、逮捕された無職山上徹也容疑者(41)の母親が、奈良県警などの聴取に対して「息子が大変な事件を起こし、申し訳ない」と謝罪していることが、捜査関係者への取材でわかった。一方、入信している宗教団体について、批判的な発言は今のところ述べていないという。
宗教団体は「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)。母親の献金総額は1億円に上り、こうした内容の説明を県警などにしているとみられる。
山上容疑者は調べに「母親が多額の献金をして破産し、家庭生活がめちゃくちゃになった。(同連合を)絶対成敗しないといけないと思い、トップを狙ったが接触が難しかった」と供述。「安倍氏が(同連合と)つながりがあると思って狙った」と述べている。
捜査関係者によると、母親は事件後、県外の親族方に身を寄せ、県警などの聴取に応じているという。
母親は1998年頃に入信し、相続した土地や自宅を売却し、2002年に破産した後も献金を続けていた。総額は1億円に上るとされるが、同連合は献金総額は調査中とした上で、「05年から14年までの約10年間で計5000万円を母親らに返金した」と説明している。
同連合によると、母親は09〜17年頃は同連合の行事に参加していなかったが、2、3年前から再び親しい信者と連絡をとるようになり、約半年前からは月に1回のペースで行事に参加しているという。
(引用終わり)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます