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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

小沢 枝野新旧幹事長 引継ぎ3分?!

2010-06-10 07:17:48 | 政治
小沢氏「一兵卒で微力尽くす」=枝野氏と3分間会談(時事通信) - goo ニュース

昨日9日は閣僚の引継ぎや幹事長の引継ぎがTVニュースの画面を賑わしていました。
農水省では赤松氏から新任山田農水相に緑色の表紙の付いた5センチほども厚さがあるファイルを手渡した上、引継書に署名していました。口蹄疫始め問題山積の筈ですがあんなもので引継になるんですかね。
今話題の行政改革刷新相の枝野氏と新任大臣蓮舫氏も似たような様子です。
まあ「引継式」とでも呼ぶセレモニーと見ておけば腹は立たないかも。

さて民主党の新旧幹事長の引継も似た様な物だったようです。
9日午後小沢氏が新幹事長枝野氏を幹事長室に訪ね3分程度会談となった映像も見ました。
小沢氏は「国務大臣と違って行政上の引継があるわけではないから(簡単なのだ)」と語ってましたが、与党第一党の新旧幹事長の引継ですからもう少しマシな中身が有って良いのでないか? と思いましたよ。

爺だって産業戦士だった時代「新旧引継」には:「地域戦略」「懸案」「人事」「顧客情報」等など1日は充分掛かりました。
それがお二人は会談で「握手をして、沖縄の参院候補に言及し、お互いに頑張ろう」が内容だったとか。

小沢氏は会談後「一兵卒として頑張る」と語っていました。
この後は暫く「反省と充電の日々です」と惚けておけば洒脱でした。
枝野幹事長?に対してだと思いましたが、若い記者が「小沢氏と一緒に選挙区周りする気があるか?」と尋ねました。「そんな事して国民の理解が得られます?」と吐き出すように返しました。

顔で笑って心底では根深い嫌悪感が有りそうです。

爺は小沢氏が「普天間の日米合意」なんか「民意が変わった」と「自分の政治生命と引き換えにひっくり返す」役目を果たすかと期待していたのですよ。
このままでは「又党を割って出て行くだけで先細り(年齢も健康そして政治ヴィジョンの欠如の為)の人生」を懸念し惜しみます。
枝野幹事長が豪腕を振るうか? 小沢氏が青史に名を残すか?
目が離せません。当分注目です。


時事通信:
 民主党の枝野幸男幹事長は9日午後、職務引き継ぎのため小沢一郎前幹事長と国会内で会談した。枝野氏は参院選や党運営での協力を要請し、小沢氏も応諾。会談後、小沢氏は記者団に対し「参院選でいい結果が得られるよう心から願っている。私自身も一兵卒として、微力を尽くしたい」と述べた。

 会談は枝野氏の要請で行われた。枝野氏は「反小沢」の代表格で、幹事長就任に当たり、小沢氏とのぎくしゃくした関係を改善する狙いもあったとみられるが、会談はわずか3分間で終了した。

 小沢氏は会談で、参院選や終盤国会の対応で「頑張ってくれ」と枝野氏を激励。参院選に関しては「残った選挙区は沖縄だ。よろしく」と述べ、同選挙区の候補者擁立作業を急ぐよう促した。枝野氏は「かしこまりました」と応じたという。

 枝野氏はこの後、3分の会談について「蓮舫行政刷新担当相への引き継ぎも実質3分だった。大先輩に足を運んでいただきありがたかった」と記者団に述べた。 
(引用終わり)

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