王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

30日 バスや地下鉄で「敬老パス」、年5千回利用も 横浜市が利用実態分析

2024-06-01 07:03:56 | 社会
横浜市のバスや地下鉄で「敬老パス」が使われていて、年金生活者の浜爺は大いに助かっています。ここ2年くらいは「ICチップの入ったカード」にバスは運転席横につけられた感知器に乗る際にタッチ、地下鉄は乗り降りするたびに改札口で感知器にタッチすることで乗車履歴がセンターに集積されるのでしょう。
昔は「敬老パス」申請時に「週間で何度くらい利用するか」アンケートが取られていました。
今回市の発表によれば:
22年10月から23年9月までの利用実績を分析した。
 年間利用回数で最も多いのは、1〜60回。次いで241〜520回、121〜240回の順で、利用者の9割弱は520回以下だった。
バスと地下鉄を乗り換え往復すれば1目的ごとに4回利用 週3回利用で年間52週でざっと624回ですから9割が520回以下とは妥当に思えます。
最も多い方で5034回とは正しく使っているならどんな目的で使うのですかね」? 5034÷365=13.8/1日当たり ですから仕事にしても何なのか想像つきません。
昔は60歳で無料優待パスでしたが、人口減で収入により有料化も仕方がないと思っています。75才以上の「無料化案」も悪くは在りませんが、過度の使用者については聞き取りやシステムによるチェックの必要があるかも知れませんね。

写真:横浜市 敬老パス(ネットより)

朝日新聞社
【神奈川】横浜市は30日、70歳以上の人がバスや地下鉄に乗るときに使う「敬老パス」について、利用状況の分析結果を公表した。利用者の1割強にあたる約5万人が年間521回以上利用し、利用回数全体の4割超を占めていた。最も多い人は5034回利用していたという。
 敬老パスは障害がある場合などを除き、所得に応じて年3200〜2万500円の自己負担がある。山中竹春市長は2021年の市長選の公約に「75歳以上の自己負担ゼロ」を掲げており、制度を見直す場合は公平性をいかに保つかが課題になりそうだ。
 この日の市議会常任委員会で報告された。市は敬老パスがICカード化され、利用情報の収集が始まった22年10月から23年9月までの利用実績を分析した。
 年間利用回数で最も多いのは、1〜60回。次いで241〜520回、121〜240回の順で、利用者の9割弱は520回以下だった。
 また、敬老パスの交付率は区によって差があり、最も高い港南区が約65%に達した一方、瀬谷区は約37%だった(昨年9月末時点)。市内には駅やバス停が遠いエリアがあることも影響しているとみられる。
 一方、別の調査データもあわせて分析すると、敬老パスを持っている人は外出頻度が高く、敬老パスを5年間継続して保有している人は要介護認定を受ける割合が低いことも明らかになった。
 山中市長はこの日の定例会見で「敬老パスは外出をして、フレイル(虚弱)予防や介護予防につなげるのが趣旨。より使いやすい仕組みになるよう新たな制度の検討を始めたい」と述べた。一方で、市営バスが減便していることも踏まえ、「交通密度が低いところにどうアプローチしていくのか、検討を進めたい」とした。(良永うめか、小林直子)
(引用終わり)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 31日 NYダウ平均 574ド... | トップ | 31日 川口のタクシー運転手... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

社会」カテゴリの最新記事