24日 百貨店大手「高島屋」は、オンラインストアで販売した一部のクリスマスケーキが崩れた状態で購入者の元に届いたと発表したそうです。
マスコミにより時間差があり壊れて届いたのが200例から370例と被害は広がった様です。
中にはこの記事の様に「壊れて届いたケーキの写真を添えて報じている」のも有りました。
この騒動を見て9月に起きた八戸駅の駅弁大手吉田屋で起きた食中毒事件を思い出しました。八戸駅が商売のベースなのに「全国の駅弁フェア」とか1都23県に商社を介して出荷を求められ参加したため「自社の管理下での駅弁製作で間に合わず外注した米飯の管理に手落ちが有った」様です。
今回の高島屋の「冷凍Xマスケーキが壊れて届いた事件」も自社の管理の限界を考慮しない「老舗 高島屋」の経営戦略に誤りが有った気がします。
毎日家の前を宅配便の車が止まり、配達員が駆け足で荷物を持って玄関先に届けているのを見かけます。幸い前週末は、ここ横浜は大雪や大雨に遭わずに済みましたが全国規模では大変な道路状態が起きたようです。
「高島屋」の配送先が首都圏に限るのか、合計受注数に370の件はクレームはどの程度なのか判りませんが「かなり運よく物流が行かないと問題が起きる」のは目に見えています。報道の一部には「配送業者の物流センターの温度管理にミス」が有ったのでないか? と報じています。この記事の前には「Xマス ケーキを売り残さない店」と題し、予約注文受けして店頭引き渡し」で過剰生産と売り残しの回避をした店の紹介をスマホのニュースで見たばかりでした。
事件を起こした370件余りに、社員が「ケーキの現物を持ってお届け」には大変な手間が掛かります。よく考えて「無理な企画は実行しない」見識が大事ですが、窮すればそうも言ってられないのが実情なのかも知れません。
写真:壊れて届いXマス ケーキ
毎日新聞:
百貨店大手「高島屋」は24日、オンラインストアで販売した一部のクリスマスケーキが崩れた状態で購入者の元に届いたと発表した。購入者が毎日新聞の取材に、届いた時のケーキの状態やその後の同社の対応について語った。
「原形がないくらいに崩れていて……。ひどすぎて笑ってしまいました」。女性(48)はそう話す。
女性によると、高島屋のオンラインストアで購入し、ケーキは冷凍で配送されて来ると聞いていた。23日昼に宅配で受け取ると、包装の箱は潰れていなかったが、中身を確認したら、崩れたまま冷凍された状態だった。
すぐに高島屋に連絡したところ、返金に応じるとともに、新しいケーキを自宅に届けると返事があったという。その後、担当者が新しいケーキを手に自宅までやって来た。
女性は「(都心から)電車で2時間はかかる自宅までわざわざケーキを届けに来てくれたのはありがたかった。けれど、管理体制がどうだったのかは気になりますね」と話した。
(引用終わり)
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