14日安倍派の「パー券キックバック疑惑」で交代する4閣僚の後任がきまり皇居での認証式の後、記念撮影の映像を見つけました。
新内閣発足と違いレッドカーペットを敷いたひな壇に並ぶ晴れがましい絵では有りませんが、ベテランを起用との事です。
早速夕刊フジが「林外務大臣の起用」についてベテラン議員の意見、専門家の意見を引用し厳しい意見を述べています。
要点は:
官房長官と言えば「内閣のかなめ」の重職に『政界屈指の親中派』である林氏を起用した岸田政権に対する批判です。林氏の「外務大臣起用」に付いても党内のベテランから「親中」に付き懸念が有って2023年3月1日からのインドで行われたG20外相会議に国会との日程調整が付かず欠席し「バイデン大統領の激怒を誘った」と言われています。これはこれで国益を損なったとマスコミ大手も記事を書いています。
外相後任には浜田前防衛相の名が挙がっていましたが固辞とか。他にも固辞された方がいたとか。
その林外務相を官房長官に起用とは「福笑いでは有りませんが可笑しな顔」が出来上がった事は事実でしょう。上川陽子前外相は岸田派のメンバーですが、割を喰ったのでしょうかね? 残る党内人事で重職の3人を選ばなければいけません。2024年度予算案を成立させねばいけないので「上手決まって欲しい」と思う反面く「旧オームと近いとさせる人物が重職に付く」のも気になります。「パー券キックバック疑惑」は時効の5年を念頭に論じられていますが、もっと長期にわたる自民党の「金が集まり選挙に人の手が無料で借りられるなら何でもあり」を続けてきた付けがついに回ってきたのでしょうね!
まだ、検察の本丸への取り調べはこれからの様です。
写真:認証式を終え、記念撮影する(左から)斎藤健経済産業相、松本剛明総務相、岸田文雄首相、林芳正官房長官、坂本哲志農林水産相=14日午後、首相官邸© 時事通信 提供
時事通信:
自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑を受け、岸田文雄首相は14日、同派の閣僚4人を交代させ、岸田派の林芳正前外相(62)を官房長官に据えるなど後任人事を決定した。新体制は皇居での認証式を経て発足。新閣僚には、林氏を含め安定感に定評がある経験者を起用した。党幹部3人の交代も決め、大詰めを迎える2024年度予算案の編成作業を前に、政権立て直しを急ぐ。
これに先立ち、松野博一官房長官、鈴木淳司総務相、宮下一郎農林水産相、西村康稔経済産業相は辞表を提出。首相は、総務相に麻生派の松本剛明前総務相(64)、農水相に森山派の坂本哲志元地方創生担当相(73)、経産相に無派閥の斎藤健前法相(64)を充てた。
首相は14日夜、首相官邸で記者団に「調整力、実行力、答弁力を備えた即戦力を選ばなければならないとの考えに基づき人事を行った」と狙いを説明。安倍派のみを交代させた理由については「所属する政策集団がどこかではなく、一人ひとりの意向や事情を勘案した」と述べた。
安倍派所属の党幹部3人についても、後任の人選を進める。萩生田光一政調会長は14日、首相に辞表を提出。首相は「受理するが、後任を決めるまで仕事を進めてほしい」と求めた。高木毅国対委員長は茂木敏充幹事長、世耕弘成参院幹事長は関口昌一参院議員会長に、それぞれ辞表を出した。首相は浜田靖一前防衛相(68)の国対委員長起用を検討している。
安倍派の副大臣5人と政務官1人も交代。首相補佐官1人も辞任した。
(引用終わり)
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