総合優勝を賭けて箱根をスタートした、ここをクリック⇒青山大でしたが、終わってみれば余裕の優勝でした。6区の下りは冴えない成績でしたが2位から5位辺りが激しく順位を入れ替えるだけで青山大の1位を脅かす事態になりませんでした。そして7区ではすかさず区間新で差を広げ、8区は堅実にタスキを繋げ、9区10区で区間新が出て大会新記録が出ては帝京大も駒沢大も打っ手が有りません。何と大手町のゴールには箱根の下りで区間新の2位に上がった順天大が長い戦いを経て2位に入りました。
この日の横浜は快晴、時に微風でマラソン日和でした。
青山大は選手層が厚かったですね。わが母校 早稲田は1秒差の12位スタートでしたがどの選手もピリッとした走りが見えずシード権争いからやり直しとなりました。
初出場校有り、古豪、名門が名前では通らず、4年ほどで選手の入れ替わる学生の駅伝勝負は「どの学校にもチャンスはある様です」。今年の大会を見て思いましたが、各校の選手の中には「マラソン選手で無く格闘技を教えても強くなりそうな体幹を持った若者が何人も眼に付きました」。食生活が豊かになって大型でも海外選手並みにスピードを出せる素材が出てきている様な気がしました。マラソン界の「大谷祥平選手」の様な逸材が後10年もすると出てくるのでないかと期待してしまいました。そうなって欲しい物です。
写真:【箱根駅伝】青学大が圧勝!総合新記録で2年ぶり6度目V…
スポーツ報知:
◇第98回東京箱根間往復大学駅伝競走復路 (3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート〜東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)
2年ぶりに往路を制した青学大が復路でも圧勝し、10時間43分42秒の総合新記録で、2年ぶり6度目の総合優勝を飾った。
今大会、青学大は史上初めて登録16人全員を1万メートルの自己ベスト28分台の選手でそろえた。上位10人の平均タイム(28分29秒40)では史上最速となった駒大(28分24秒65)に次ぐ2位だったが、全区間が20キロ超の箱根駅伝においては「最速」よりも「最厚」が強かった。
分厚い選手層から選び抜かれた青学大の精鋭は、箱根路で圧倒的な走りを見せた。
往路2位の帝京大に2分37秒差をつけて、芦ノ湖をスタートした青学大6区(20・8キロ)の高橋勇輝(4年)は終盤まで精彩に欠き、17キロのポイントでは区間14位と苦戦していたが、運営管理車に乗る原晋監督に「得意の残り3キロだ!」というゲキを受けると、最上級生として意地のラストスパート。区間8位まで盛り返して小田原中継所に飛び込んだ。
7区(21・3キロ)の岸本大紀(3年)は前々回大会の2区で日本人1年生最高タイムで快走した実力者。今大会チーム初の区間賞で勝負をほぼ決定づけた。「1か月前に仙骨を疲労骨折してしまいましたが、トレーナーのおかげで何とか間に合い、走り切ることができました。青学大の選手は一人ひとりが強いです」と笑顔で話した。
8区(21・4キロ)も前回4区4位の実力者、佐藤一世(2年)。堅実に区間2位でタスキをつないだ。
9区(23・1キロ)では中村唯翔(3年)が2008年に中央学院大の篠藤淳がマークした1時間8分1秒の区間記録を14年ぶりに46秒も更新する1時間7分15秒の区間新記録をマークした。「楽しい23・1キロでした。ひたすら優勝することだけ考えて話しました」と充実の表情で答えた。前回は「表」の花の2区を駆け、区間14位と苦戦した。しかし、上り基調のコースでタイムは1時間8分29秒で9区では区間2位に相当するレベルだった。今回、下り基調のコースで悠々と走り、スーパー区間新記録を打ち立てた。ただ、中村は昨年11月の全日本大学駅伝では2区で14位とブレーキ。選手層の厚い青学大では出場メンバーに選ばれるか、ぎりぎりの状況だったが、直前に調子が急上昇し、9区出陣。3区の太田蒼生(1年)、5区の若林宏樹(1年)の抜てきに続き、原監督の「目利き」もさえていた。
最終10区(23キロ)の中倉啓敦(3年)は前回、同じ10区で4位の実績を持つ。しかも、前回は東洋大と激烈な3位争いを演じて敗れたという経験がある。前回は最終10区で創価大が3分19秒差を駒大に大逆転されたというドラマが起きた。アンカーには大きなプレッシャーがかかるが、中倉は前回の経験を生かして、仲間が待つ大手町のゴールに飛び込んだ。
(以下省略)
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