米国債、初の格下げ S&P、最上位のAAAから1段階(朝日新聞) - goo ニュース
ウェブニュースを見ていたら米国の格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が5日米国債の格付けを「AAA」から1段階下げ「AA+(ダブルA+)」に格下げしたそうです。
本当は71年8月ニクソン大統領が「ドルと金との兌換を停止した時にそうなるべき」でしたがそうしなかった事が米国政府と格付け会社が「なーなー」とか「ズブズブの関係」な事を明確に示しています。
今さら驚く事も無いのですがS&Pにして米国債を庇いきれない状態だと言うことです。
緊急の問題は日本政府の対応で明日月曜日何をするかです。
週明けの取引は東京市場から始まりますが「またドル売り円買い」が動き出すか見守る必要があります。
財務省と野田財務相はまたぞろ「円高阻止」なんてお馬鹿な事を考えてドル売りに立ち向かえば不要なドルが日本に溜まり政府にはドル買いのための「短期証券(後に国債に振り返られる)」の山が残ります。
ニクソンショック後、先進国の外貨市場は直ちに閉鎖しましたが日本は「円高阻止」のため二週間も市場を開け続け世界のドル売りを買い集めました(ざっと40億ドルも買った)。360円/ドルで買ったものがその年末308円/ドル今では80円/ドルですから大損害です。
ブログの賢人の一人宗純氏が書いてるように為替相場が「売りと買いが同数」で成り立つのですから世界中のドル売りにわざわざ円でドルを買いに行けば「負ける(損する)勝負をわざとする」ようなもので国民の利益に対する犯罪です。
世界の金持ちが米国よりまだ日本が程度が良いと誤解しているのですからここは日本も理由をつけ(浜爺は震災復興基金の原資としてが良いと思うのですが)国債の利払いを3年程度停止する財務大臣の緊急談話を発表すれば週明けの円の暴騰は阻止できます。
それが出来なくても週明けの外為市場を見守り必要なら「直ちに市場を閉鎖する」位は言わないといけません。
でもこんな事を言ったり行ったりすれば米国債が売れなくなりますから直ぐ「米国の財務長官やオバマ大統領」からその様な事は反米行為だと丁寧な忠告があるでしょうね。
忠告があるところまでやれば国士ですがまずその様な発想が出来る菅首相と野田財務大臣ならびに与野党の議員諸氏ではありません。
明日は勇敢に世界のドル売りに買い向かい赤字国債の山を積み上げるかどうか?しっかり見守りましょう。
写真:S&P社(共同通信)
朝日新聞:
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、米長期国債の格付けを最上位の「AAA(トリプルA)」から1段階引き下げて「AA+(ダブルAプラス)」に格下げした、と発表した。大手格付け会社が米国債を格下げするのは初めて。
米国は現在、約14.6兆ドル(約1100兆円)の巨額債務を抱えている。S&Pは、米政府の債務削減計画が格付けを維持するには不十分と判断した。
さらに今後の格付けの見通しを、追加引き下げの可能性がある「ネガティブ(弱含み)」とした。今後2年以内にさらに1段階格下げして「AA(ダブルA)」にする可能性があるという。
S&Pは1941年に米国債を「AAA」に格付けし、70年間維持してきた。世界で最も流通している債券である米国債の格下げは米金利の上昇(価格は低下)につながるだけでなく、保有する世界各国や金融機関、投資家らに影響を与えかねない。米国の信用低下により、ドルが売られ円高がさらに進む可能性もある。
(引用終わり)
ウェブニュースを見ていたら米国の格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が5日米国債の格付けを「AAA」から1段階下げ「AA+(ダブルA+)」に格下げしたそうです。
本当は71年8月ニクソン大統領が「ドルと金との兌換を停止した時にそうなるべき」でしたがそうしなかった事が米国政府と格付け会社が「なーなー」とか「ズブズブの関係」な事を明確に示しています。
今さら驚く事も無いのですがS&Pにして米国債を庇いきれない状態だと言うことです。
緊急の問題は日本政府の対応で明日月曜日何をするかです。
週明けの取引は東京市場から始まりますが「またドル売り円買い」が動き出すか見守る必要があります。
財務省と野田財務相はまたぞろ「円高阻止」なんてお馬鹿な事を考えてドル売りに立ち向かえば不要なドルが日本に溜まり政府にはドル買いのための「短期証券(後に国債に振り返られる)」の山が残ります。
ニクソンショック後、先進国の外貨市場は直ちに閉鎖しましたが日本は「円高阻止」のため二週間も市場を開け続け世界のドル売りを買い集めました(ざっと40億ドルも買った)。360円/ドルで買ったものがその年末308円/ドル今では80円/ドルですから大損害です。
ブログの賢人の一人宗純氏が書いてるように為替相場が「売りと買いが同数」で成り立つのですから世界中のドル売りにわざわざ円でドルを買いに行けば「負ける(損する)勝負をわざとする」ようなもので国民の利益に対する犯罪です。
世界の金持ちが米国よりまだ日本が程度が良いと誤解しているのですからここは日本も理由をつけ(浜爺は震災復興基金の原資としてが良いと思うのですが)国債の利払いを3年程度停止する財務大臣の緊急談話を発表すれば週明けの円の暴騰は阻止できます。
それが出来なくても週明けの外為市場を見守り必要なら「直ちに市場を閉鎖する」位は言わないといけません。
でもこんな事を言ったり行ったりすれば米国債が売れなくなりますから直ぐ「米国の財務長官やオバマ大統領」からその様な事は反米行為だと丁寧な忠告があるでしょうね。
忠告があるところまでやれば国士ですがまずその様な発想が出来る菅首相と野田財務大臣ならびに与野党の議員諸氏ではありません。
明日は勇敢に世界のドル売りに買い向かい赤字国債の山を積み上げるかどうか?しっかり見守りましょう。
写真:S&P社(共同通信)
朝日新聞:
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、米長期国債の格付けを最上位の「AAA(トリプルA)」から1段階引き下げて「AA+(ダブルAプラス)」に格下げした、と発表した。大手格付け会社が米国債を格下げするのは初めて。
米国は現在、約14.6兆ドル(約1100兆円)の巨額債務を抱えている。S&Pは、米政府の債務削減計画が格付けを維持するには不十分と判断した。
さらに今後の格付けの見通しを、追加引き下げの可能性がある「ネガティブ(弱含み)」とした。今後2年以内にさらに1段階格下げして「AA(ダブルA)」にする可能性があるという。
S&Pは1941年に米国債を「AAA」に格付けし、70年間維持してきた。世界で最も流通している債券である米国債の格下げは米金利の上昇(価格は低下)につながるだけでなく、保有する世界各国や金融機関、投資家らに影響を与えかねない。米国の信用低下により、ドルが売られ円高がさらに進む可能性もある。
(引用終わり)
また来ます。
今日は! 正しく読み込んでいただき有り難う御座いました。当然ご指摘の通りです。失礼しました。御免なさい。
円高阻止とさせて頂きました。
「円安誘導」あるいは「円高阻止」では?