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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

理事選造反 安治川親方 退職

2010-02-03 10:13:56 | スポーツ
理事選 安治川親方“造反”「自分も改革推進の一員に」(産経新聞) - goo ニュース

立浪一門の安治川親方が昨日一門の会で「理事長選で貴乃花」に一票を投じた事を自ら明かし「けじめをつけるため」協会を退職する意向だそうです。

「貴乃花」立候補までの報道を見聞きすると相撲部屋の一門は協会の運営(利益の分配)に関わる代表者のようですね。
従って一門の意向に反するものに「一票を投じる」なんて有り得ない話のようです。
その上、安治川は借株だそうですから「一門大切」に振舞わないと場は無いですよね。
一門の反省会なるものは「造反者探し」の査問会だったのでしょか?
立浪一門ではもう一人「造反者」がいたのですから造反は割れなかったかも知れません。

いや「普段の言動からマーべリック(はぐれ者)」がバレバレで機会があれば一石を投じようと考えていたのかも知れません。そんな程度で協会が変わりますかね?
36歳で妻子もちこれからが大変そうです。
この時期「相撲チャンコ屋」も厳しいでしょうね。
「正直者」に良い芽が出る事を祈ります。
「朝青龍暴行事件」の経過を見ていると「理事会の正常化」はかなり厳しそうですよね。
この方ももう少し見守りが必要です。


産経新聞:
安治川親方の表情に後ろ暗さはない。「勇気、心意気を感じた。角界を変えてほしいという思いがあった」と、理事選で貴乃花親方の支持に回ったことを打ち明け、協会退職を表明した。

 同親方の筋は明快。「覚悟を決めて臨んだので悔いはない」「自分も(改革推進の)一員になりたかった」。角界を憂うがゆえの結論だった。


 2日に開かれた立浪一門の会合で、自ら造反を名乗り出た際、同席した親方衆からは「家族の和を乱すのはどうか」と問責されたという。「安治川」の年寄名跡は伊勢ケ浜部屋の安美錦からの借り株。一門の方針に背いた時点で、同親方の頭に退職は避けられないとの判断があったようだ。


 会見場所を提供した大嶽親方は、こんな裏話を打ち明ける。貴乃花親方と二所ノ関一門を飛び出した後、義父の納谷幸喜さん(元横綱大鵬)が一門の歴代親方の墓参を重ね、“不義理”をわびたという。


 安治川親方には妻子もいる。1票が1人の人生を大きく狂わせる理事選、一門のあり方が正しいといえるのか。「自分たちは相撲協会が潤ってほしい。それだけ。協会が繁栄してこその一門ではないのか」。大嶽親方は言葉を絞り出した。(引用終わり)

写真:時事通信

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