王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

北アルプスで8人遭難死!

2012-05-06 07:36:54 | 環境
春山急変の北アで8人遭難死…中高年、軽装も(読売新聞) - goo ニュース

連休の最中の4日岐阜県の北アルプスで13名が遭難、5日には8名の死亡が確認されました。

報道当初は白馬岳周辺での男性6人が予定の4日夕刻に到着しなかった事。
白馬岳南方20キロ?位の爺ヶ岳では同日夕刻動けないとの携帯電話があったとか。
もう夕刻なので救助隊は出せない。

5日午前に両方とも所在が発見され県警や県豪際ヘリで収容されましたが7人とも死亡が確認されました。
これとは別にさらに南の涸沢岳でも4日夕刻6名が動けなくなり県警の山岳警備隊員に救助されていた様です。
そのうち1名の老人が低体温症で死亡したそうです。
初期の報道が前2つが取り上げられ7名死亡が夕刻には範囲を広げ北アで8名となりました。

60歳代を老人と見るかどうかは見る人によるでしょうけど70歳代は山歩きはどうかなーと?思われても仕方ないかもしれません。
今回は春山や夏山で良くある天候の急変が遭難の原因だった様です。
言い換えれば準備不足か最初からお遊び気分だったのですね。

早起きして家の周辺を散歩していればいかに天候の急変でも遭難死はないでしょう!!
ひとの生き方は様々ですが浜爺はいたずらに馬齢を重ね年金をもらい可愛い孫に小遣いを少しでも長く渡したいと思っています。
間違えても社保庁の役人に高笑いされないようにね!

もう一度生き方は人さまざまですが亡くなった8名のご冥福をお祈りします。


写真:救急へり

読売新聞:
 長野、岐阜県の北アルプスで4日、中高年の登山者計13人が遭難し、うち8人の死亡が5日、確認された。

 長野県 白馬 ( はくば ) 村の 白馬 ( しろうま ) 岳(2932メートル)では4日午後5時40分頃、いずれも北九州市の男性6人と連絡がつかないと、家族から県警大町署に通報があった。5日午前8時頃、別の登山者が近くの尾根で6人が倒れているのを発見。県警ヘリコプターが収容したが、全員の死亡が確認された。死因はいずれも低体温症だった。

 6人のうち5人は、白馬岳北側の尾根で身を寄せ合うように倒れ、40~50メートル離れたところで1人が倒れていた。全員が下着とシャツの上にジャンパーや雨がっぱの軽装だったという。

 遭難した6人は3日から2泊3日の日程で同県 小谷 ( おたり ) 村の 栂池 ( つがいけ ) 高原から入山し、3日は同高原の山小屋に宿泊。4日は白馬乗鞍岳(2469メートル)と白馬岳を経由し、近くの山小屋に泊まる予定だった。4日の現地は午後から天候が急変し風が強まり、吹雪になった。気温も午後6時に氷点下2・3度まで冷え込んだという。

 また、同県大町市の 爺 ( じい ) ヶ岳(2670メートル)山頂付近では5日午前、女性が意識不明の状態で倒れているのが見つかり、県消防防災ヘリで収容されたが死亡が確認された。

 発表によると、死亡したのは大阪市住之江区新北島、会社員 宗和住摩子 ( そうわすまこ ) さん(62)。死因は低体温症とみられる。宗和さんは4日に単独で入山し、同日午後5時半頃、携帯電話で「吹雪で身動きが取れない」と山小屋関係者に連絡があって以降、行方がわからなくなっていた。

 岐阜県高山市の 涸沢 ( からさわ ) 岳(3110メートル)では4日午後7時頃、福岡県の男女6人が動けなくなり、穂高岳山荘(2983メートル)に救助を要請。岐阜県警山岳警備隊員らが同山荘へ運んだが、福岡県大牟田市新地町、無職吉野 和記 ( かずき ) さん(71)が低体温症で死亡。他の5人は5日午後、岐阜県警ヘリで高山市内に搬送されたが、命に別条はないという。
(引用終わり)

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