危機突破へ「丁寧な対話」=野党に協力呼び掛け―安倍首相所信(時事通信) - goo ニュース
昨日28日、第183回通常国会で安倍首相による施政方針演説がありました。
新聞各紙はその立場により経済再生の協調を評価する論調とむしろ憲法改正、原発再稼働や消費税増税に言及を避けた点を批判する紙面と分かれました。野党の批判も後者に集まっています。
浜爺はアベノミクスで総称される経済再生政策の内、日銀券増刷によるインフレ政策に賛成です。かねてから米国のドル垂れ流しに対応しないと円高になると指摘しました。それが安倍政権誕生と円増刷の方針が示されると円高が止まるどころかダボス会議を前にドイツのメルケル首相から「政府の中央銀行に対する干渉」とまで非難されるほどの円安(1ドル90円前後)に戻りました。
但し円安はすぐ輸入品の価格に跳ね返ります。原発の代替え燃料のLNGはじめ輸入食品は軒なみ値上げは必至ですからそこそのの水準で安定させる事が大切です。
さて当面の日銀券増刷策は1000兆円に上る国債発行残高をどうするか? その長期展望を明らかにしなければアベノミクスは一輪で走る車で長期にしかも重量有るものを安定して運べません。
これは在野の日本人が総力を挙げて安倍首相を助ける課題でもあります。
さて衆議院で与党が3分の2を占める優位にありながら、丁寧な与野党の対応を約束していました。
これは夏の参院選で与党過半数を狙う選挙対策だと各紙の論評ですがそうでしょう。
とりあえず低速運転で発足です。
参院選前に夏の電力需要期が来ます。 それと個人も企業も好況感を感じるか?
どこで安倍首相の本音が出るか?
しっかり見守りましょう。
写真:所信表明での安倍首相(産経新聞)
時事通信:
安倍晋三首相は28日、衆参両院本会議で所信表明演説を行い、「日本の未来を脅かしている数々の危機を何としても突破していかなければならない」と述べ、日本経済の再生、震災復興の加速、外交・安全保障の立て直し、教育改革に全力で取り組む決意を示した。危機の突破には、参院で多数を占める野党の協力が不可欠となる。首相は「丁寧な対話」による国政運営を約束し、野党に協調を促した。
安倍首相の所信表明演説は、第1次内閣の2007年9月以来。自民党が参院選で惨敗して間もない当時の演説でも野党に「建設的な議論」を訴えたが、直後に退陣し、強い批判を浴びた。再登板しての演説で、首相は「大きな政治的挫折を経験した」と振り返り、「与野党の英知を結集させ、国力を最大限に発揮させよう」と、前回にも増して低姿勢で協力を呼び掛けた。
(引用終わり)
昨日28日、第183回通常国会で安倍首相による施政方針演説がありました。
新聞各紙はその立場により経済再生の協調を評価する論調とむしろ憲法改正、原発再稼働や消費税増税に言及を避けた点を批判する紙面と分かれました。野党の批判も後者に集まっています。
浜爺はアベノミクスで総称される経済再生政策の内、日銀券増刷によるインフレ政策に賛成です。かねてから米国のドル垂れ流しに対応しないと円高になると指摘しました。それが安倍政権誕生と円増刷の方針が示されると円高が止まるどころかダボス会議を前にドイツのメルケル首相から「政府の中央銀行に対する干渉」とまで非難されるほどの円安(1ドル90円前後)に戻りました。
但し円安はすぐ輸入品の価格に跳ね返ります。原発の代替え燃料のLNGはじめ輸入食品は軒なみ値上げは必至ですからそこそのの水準で安定させる事が大切です。
さて当面の日銀券増刷策は1000兆円に上る国債発行残高をどうするか? その長期展望を明らかにしなければアベノミクスは一輪で走る車で長期にしかも重量有るものを安定して運べません。
これは在野の日本人が総力を挙げて安倍首相を助ける課題でもあります。
さて衆議院で与党が3分の2を占める優位にありながら、丁寧な与野党の対応を約束していました。
これは夏の参院選で与党過半数を狙う選挙対策だと各紙の論評ですがそうでしょう。
とりあえず低速運転で発足です。
参院選前に夏の電力需要期が来ます。 それと個人も企業も好況感を感じるか?
どこで安倍首相の本音が出るか?
しっかり見守りましょう。
写真:所信表明での安倍首相(産経新聞)
時事通信:
安倍晋三首相は28日、衆参両院本会議で所信表明演説を行い、「日本の未来を脅かしている数々の危機を何としても突破していかなければならない」と述べ、日本経済の再生、震災復興の加速、外交・安全保障の立て直し、教育改革に全力で取り組む決意を示した。危機の突破には、参院で多数を占める野党の協力が不可欠となる。首相は「丁寧な対話」による国政運営を約束し、野党に協調を促した。
安倍首相の所信表明演説は、第1次内閣の2007年9月以来。自民党が参院選で惨敗して間もない当時の演説でも野党に「建設的な議論」を訴えたが、直後に退陣し、強い批判を浴びた。再登板しての演説で、首相は「大きな政治的挫折を経験した」と振り返り、「与野党の英知を結集させ、国力を最大限に発揮させよう」と、前回にも増して低姿勢で協力を呼び掛けた。
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