王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

17日 コンビニの金盗んだと誤認逮捕、女性店員が兵庫県など提訴…実際は本部に送金

2024-06-18 08:10:04 | 社会
まじめに働いているのに「窃盗犯と決めつけられ警察に誤認逮捕された」気の毒なコンビニ店員である婦人の話です。
【県警などによると、このコンビニ店は昨年11月30日、店内から現金数十万円がなくなったとして、尼崎南署に相談。同署は女性から事情聴取し、翌1日未明に窃盗容疑で逮捕した。しかし、その後の捜査で、なくなった現金は本部に送金したものだとわかり、約14時間半後に女性を釈放した】と報じられました。
素人の見立てでは、「まずコンビニ店の経営者側が悪そうです。婦人である店員は店主から”お前が盗ったとしか考えられない”」と言われたそうです。
この記事では「誰が本部に数十万円を送金したのか」記述がありませんが「POSデーターを調べればすぐわかったろうに!」と思った次第。
兵庫県警もお粗末ですね! 店主の訴えを鵜吞みにして「婦人店員を14時間も拘留したとか。任意で事情を聴かなかった」なんて信じられません。
お気の毒な婦人店員からの「損害賠償の慰謝料は330万円」だそうで、欧米でしたら数千万円の請求でもおかしく無い様な気がします。この程度で済めば安いものだと速攻結審して欲しいと思いますが、日本の司法制度は時間が掛りそうな気がします。

写真:兵庫県警本部

読売新聞オンライン:
 兵庫県尼崎市のコンビニ店で店の金を盗んだとして兵庫県警に昨年12月、誤認逮捕された60歳代の女性店員が、取り調べなどで精神的苦痛を負ったとして17日、県と国、コンビニの運営会社を相手取り、計330万円の損害賠償を求めて神戸地裁に提訴した。
県警などによると、このコンビニ店は昨年11月30日、店内から現金数十万円がなくなったとして、尼崎南署に相談。同署は女性から事情聴取し、翌1日未明に窃盗容疑で逮捕した。しかし、その後の捜査で、なくなった現金は本部に送金したものだとわかり、約14時間半後に女性を釈放した。
 女性は訴状の中で、県警が被害の裏付けとなる証拠の収集を怠ったと主張。運営会社に対しては、同社社員から「お前が盗ったとしか考えられない」と決めつけられたと訴えている。逮捕のショックで、今も不眠やうつの症状に悩まされているとし、国を合わせた3者に賠償を求めている。
 県警の正木博文監察官室長は「訴状の内容を検討し、関係機関と協議の上、適切に対応したい」とのコメントを発表した。
(引用終わり)
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