英会話「ジオス」が事実上倒産

「まさかジオスまで」再び繰り返された混乱(読売新聞) - goo ニュース

女社長が「破産申請に至った事情を説明する席で頭を下げていた」
たまたま老妻とＴＶニュースを見ていて「ほらほら、あれあれ、なんて言ったっけ？　ウサギの出る奴」「それならNOVAでしょう」「そうそう　NOVAで似たような騒ぎが有ったよね」
目出度く二人の会話は成立しました。

そうです。　２００７年１０月に負債総額５００億円でNOVAが倒産しましたね。
事業規模の違いで被害額と受講者の数が少ないだけでそっくり。

ざっと３年前に９０万人/月近く居た業界全体での受講生が景気の悪化で近頃では３３万人に減っているとTVニュースが解説していました。これでは多少の合理化や経営努力ではいかんともしがたい環境です。
一括２０万円とか中には６０万円も支払ってしまったという気の毒な方の話が流れました。

まるで金融取引の詐欺にあった方の台詞に聞こえます。
こうなると「一括払いで２０万円を越える様な受講料は禁止」するような条例か法令でも整備しないと又「詐欺まがいの気の毒な話」が起きそうです。
英語を勉強する方はご注意あれ！


読売新聞：
英会話熱に乗って急成長してきた英会話学校大手のジオス（本社・東京）の一部経営陣が東京地裁に破産手続きの開始を申請し、保全管理命令を受けたことで、７０００人以上が通う９９校が２１日、突然閉鎖された。

　最大手ＮＯＶＡが２００７年に 破綻 ( はたん ) してわずか３年。再び繰り返された混乱に、受講生らからは「まさかジオスまで」と困惑の声が上がった。

　「こういう経済状況で受講者が減った」

　２１日正午過ぎ、弁護士とともに東京地裁への破産手続きの開始申請などを発表した須原一美取締役は、経営悪化の原因を説明した。「リストラで広告宣伝費を削減し、新入生が非常に減少した」とも。

　記者会見に、創業者の楠恒男社長の姿はなく、全国３２９校のうち２３０校はジー・コミュニケーション（名古屋市）に引き継がれ、閉鎖する９９校の受講生は近隣のジオスに転校してもらうとしたが、受講料の払い戻しを希望した場合については、「あまり財産状態が良くないので、なかなか難しい」との見通しを示した。
（以下省略）