王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

中国軍事パレード、米本土射程のICBMなど最新兵器を公開

2019-10-02 08:38:28 | 中国関連
昨日10月1日は中国国慶節の2日目、4年振りとかで大々的な軍事パレードが行われました。
前日は習主席他共産党の幹部は毛沢東の霊廟に敬礼に行っていました。
1日の午前は予定原稿よるに文字の報道が先行しましたが夕刻になると最新兵器のパレードする映像が入ってきました。しかし報道各紙は「写真をコピペ」出来ない様にしてネットでの拡散を拒否してるかに見えました。ケチ >
それはさておき1-2枚は何とかコピペしました。習主席の背景が大陸間弾道弾射程2000キロと言われる東風(DF)41です。

下の絵はAIに対応する新鋭機とか
昔司馬遼太郎さんが言ってたと思います。軍事パレードは「国内の敵には俺はこんなに強いと見せつける。国内の政権寄りの人にはこんなに強いから安心しな!」と見せつける大事なショーの場面です。
本当に強ければ「最新鋭兵器は隠しておいて見せない」方が上策と思いますが、習政権としてはそうもいかないのでしょう ↓ ↓
スマホの発達で簡単に映像が世界各地に送れる時代になりました。
米中貿易戦争は押され気味、香港の一国二制度はデモ隊に発射、ウイグル人に対する人権抑圧そして経済成長さえ陰りが出てきました。
ここで強い所を見せておかないと国内が揺らぎかねません。
陸軍の精鋭1万5千人他戦車部隊や装甲車も出たようです。でもこれらは海を渡れませんから日本人は怖くありません。嫌なのは中距離以下のミサイルですね。そして陸の精鋭は海を渡るときにどうやって来るつもりなのでしょう?
汗 >
なるべく互恵平等の精神で日中両国の関係が武力に及ばない様願っておきます。お願いします。

写真:天安門広場で車から閲兵する習主席

読売新聞:
北京=中川孝之】中国は1日に建国70年を迎え、北京中心部の天安門広場で午前、軍事パレードが行われた。習近平(シージンピン)政権は、米本土を射程に収める大陸間弾道ミサイル(ICBM)など国産の最新兵器を多数公開し、対中圧力を強める米国に軍事力の増強で対抗する姿勢を改めて示した。
 建国記念日に合わせた北京での軍事パレードは、今回が15回目となる。1949年の建国式典が最初で、前回は胡錦濤(フージンタオ)政権の2009年(建国60年)に行われた。
 パレードは午前10時に始まり、軍トップの中央軍事委員会主席を兼ねる習国家主席(66)が天安門の楼上で演説した。
 習氏は、中国が建国から70年で発展し、「社会主義の中国は今日、世界の東方にきつ立し、いかなる勢力も我が祖国の偉大な地位を揺るがすことはできない」と自賛した。今後の対外政策は「平和発展の道を堅持し、ウィンウィンの開放戦略を実行する」と述べた。
 香港と中国両政府に対する抗議デモが続く香港を巡っては、香港に高度な自治を保証する「一国二制度」を維持すると表明した。台湾問題では、「両岸(中台)関係の平和発展を進め、祖国の完全な統一のため引き続き奮闘する」と強調した。
 パレードでは、米本土の全体を射程に収め、核弾頭10個を搭載できる新型ICBM「東風(DF)41」や、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の「巨浪(JL)2」が初公開され、対米核抑止力の向上を示した。
 既存のミサイル迎撃システムでは撃墜が困難な極超音速滑空兵器を搭載する「DF17」も初めて披露された。極超音速兵器は米中露が開発を競っており、中国軍の技術進展を見せつける狙いがある。
 中国国防省によると、今回のパレードは過去最大規模となった。兵士約1万5000人が参加し、ミサイルや戦車など約580の兵器、160機以上の戦闘機などはすべて中国製で統一された。
 天安門の楼上では、江沢民(ジアンズォーミン)元国家主席(93)、胡錦濤前国家主席(76)も姿を見せ、習氏や現役の共産党指導部と並んでパレードを観閲した。

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