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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

最後のスペースシャトル 打ち上げ成功!

2011-07-09 08:04:20 | 科学
最後のスペースシャトル、打ち上げ成功(朝日新聞) - goo ニュース

朝のTVニュースでスペースシャトル・アトランティスが無事打ち上げられた映像を流していました。
機材は万全だったのですが天候が心配されていました。
ざっと75万人が見守る中、最後の任務に向かいました。
浜爺も何だか感動してしまいました。

シャトルとは「行ったり来たりする」との意味だそうで文字どうりスペースシャトルは宇宙空間と地上を行ったり来たりして制作費や開発費の削減を狙ったようですが30年間に5機が就役して1機が(チャレンジャーでしたっけ?)発射後爆発、もう一機(コロンビア?)が帰還寸前に大気圏で炎上して失われました。

それやこれやで米国政府は2004年にシャトルの打ち上げ終了を決めていました。
後継機は民間投資に任せるとか。

世が世なら、もっと具体的に言えば日本が経済が好調、財政基盤も健全なら宇宙ステーションに宇宙飛行士や物資を届ける宇宙船の開発に手を上げる事が期待されていたはずです。今でもそうかも知れません。
残念ながら東日本大震災と福島原発事故の復旧作業さえままならないのが実情ですから無理でしょうね。
開発技術を「即、軍事力に応用」なんて器用な事の出来ない日本が「宇宙シャトルロケットの開発」なんて程よい国家目標だと思っていました。

実績からいえばロシアのロケットが一番ですからこの運用に金と人手を出すくらいですかね。
いつか日本製の宇宙ロケット開発が国の目標になる時が来る事を願っています。


朝日新聞:
米航空宇宙局(NASA)は米東部時間8日午前11時29分(日本時間9日午前0時29分)、スペースシャトル・アトランティスを米フロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げた。シャトルの打ち上げはこれが最後で、1981年の初飛行以来、30年間の歴史の幕を閉じる。

 アトランティスは約8分後に予定の軌道に入った。順調なら2日後に日本人宇宙飛行士の古川聡さんが滞在する国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングする。多目的保管室や補給物資、燃料補給の実験装置などを届けた後、20日朝(日本時間同日夕)、同センターに帰還する。

 現地は前日から時折、強い雨が降りつけ、一時は打ち上げが危ぶまれたが、天候が回復した。米メディアによると、同センター周辺には見物のため、推定約75万人が集まった。米CNNテレビが生放送の特集を組んだほか、全米のメディアが生中継で最後の打ち上げの瞬間を注目した。
(引用終わり)


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