昨日1日日経平均の大引けで、前場よりさらに上げて引けた理由に「後場に入りトヨタの好決算が発表になり、意図弾t値上がりして引けた」とありました。
今朝のTVニュースで解説してましたが、改めて要点をかくと:
トヨタ自動車が1日発表した2023年4~6月期決算(国際会計基準)は;
業利益が過去最高の1兆1209億円で前年同期比93・7%増となった。四半期ベースで営業利益が1兆円を超えるのは日本企業として初。ボケーとニュースを見ていて何故この期最高なのかと思ったら「第1四半期として」なのですね。
「そんなに早く半導体が出回ったのか?」と不思議に思ったのですが、この3月間ならさもありなん」と納得しました。
ここでは触れていませんが「通期の決算見込み」は先行きが不透明なので当面は変えないそうです。
一方不安材料もあり、ここでははっきり書いてありませんが「脱炭素燃料の出遅れ」で電気自動車への取り組み遅れとそれによるテスラなど先発電気自動車との競争負け、そして主戦場の中国での販売減がどう響くのかも通せない状態の様です。
数年前、トヨタの決算を見て「量を追う時代じゃないだろう」と思いましたが、やはり素人目の正しさが悪くない事もあるもんだと思っています。
頑張ってテスラに負けないでください!
写真:トヨタ自動車のロゴ=東京都江東区
朝日新聞デジタル:
トヨタ自動車が1日発表した2023年4~6月期決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が過去最高の1兆1209億円で前年同期比93・7%増となった。四半期ベースで営業利益が1兆円を超えるのは日本企業として初。世界的な半導体不足が和らぎ、生産が回復。需要が底堅い欧米や日本で販売が好調なうえ、円安が追い風になった。
売上高は同24・2%増の10兆5468億円。最終的なもうけを示す純利益は同78・0%増の1兆3113億円だった。20年3月期以前は会計基準が異なるため単純比較はできないが、いずれも4~6月期として過去最高だった。半導体不足で減産し、原材料価格の高騰も重なった前年からの回復が鮮明になった。
一方で、先行きには不透明感もある。主要市場の中国で販売促進策がなくなった反動から、6月の販売が前年同月より12・8%減った。新たな排ガス規制への対応などで生産も同18・3%減と落ち込み、現地合弁会社の従業員1千人を削減したことも明らかになった。中国では電気自動車(EV)が急速に普及しており、新興メーカーにシェアを奪われる懸念もある。(稲垣千駿、江口英佑)
〈引用終わり)
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