王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

是枝監督 「万引き家族」がカンヌ パルムドール賞 !!

2018-05-21 13:36:12 | 芸能
パルムドールに輝いた「万引き家族」、感想大半が「う〜ん…」は狙いだった!?担当記者が見た

昨日20日未明カンヌの映画祭で是枝裕和監督の作品「万引き家族」が最高賞の「パルムドール」二輝きました。昨日の朝は日曜日で夜は主要紙は夕刊が休みですから今朝の朝刊の一面は改めてパルムドール獲得でにぎわっていました。
パルムドールとはなーにと思ったら賞の映像に「小枝の先に葉が6-7枚付いた緑の絵」が映りましてこれがナツメヤシを表してお手栄養では勝利とか栄誉の象徴だそうです。
オメデトウ御座います。

女性の審査委員長が「この作品は人とつながりと心の動きが判る作品」だと称えていましたから是枝監督の意図が出演者の演技を通じて伝わったという事なのでしょう。

昔、塩野七生さんが誰かの作品を例に挙げてXXの映画祭でなく○○の映画祭に出品したら受賞ものと書いていたのを思い出しました。
映画祭そのものにも「何を良しとする性格があるようです」。
さて日本での公開はこれからの様で受賞が話題となり興行成績が上がるかどうか見ものですね。又その点を練った作品であったのかも静かに見守りましょう。


写真」会場で是枝監督と出演者

スポーツ報知:
フランス南部で開催されていた世界三大映画祭の最高峰「第71回カンヌ国際映画祭」授賞式が19日夜(日本時間20日未明)に行われ、是枝裕和監督(55)の「万引き家族」(6月8日公開)が最高賞「パルムドール」に輝いた。日本映画の同賞獲得は今村昌平監督の「うなぎ」(1997年)以来21年ぶりで5作目。5度目の出品で快挙を達成した是枝監督は壇上で「足が震えています。本当に幸せ」と喜びを爆発させた。23日に帰国する予定。

 日本での「万引き家族」マスコミ試写は長蛇の列ができて、毎回満員となっている。いろんな人の感想を聞いているが、最初のリアクションは「う〜ん。何て言うのかな…」。首をかしげる人が大半という珍現象が起きている。次第に、見る者を「う〜ん」とうならせ、言葉にならないものを残すことこそが、是枝監督の狙いだったのではないか、と思い始めている。

 映画は、少年が“父”に連れられ、スーパーで万引きするシーンから始まる。足の踏み場もない家で“家族”そろって夕ご飯を食べる。そこには新入りの女の子も。みんな触れられたくない複雑な過去があり、疑似家族なのに肩を寄せ合い、何とも言えない、切ない幸福感が包みこむ。

 しかし実際は、その家族の存在自体が事件だ。小学校に通わせてもらえない万引き少年に残っていた優しさと犠牲心が、物語を急展開させる。一見、社会的、表面的に解決したかに見える。しかし実際は何も変わっていない事実を、強烈に突きつけられる。砂をかんだような、苦しい、ざらついた余韻が残って消えない。そうやって考え続けさせることを、監督は意図して撮ったのではないか。

 監督の転機は19歳。「映像の魔術師」といわれたイタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の「道」「カリビアの夜」を見て「愛は映るものだ」と映画の力を確信した。そのフェリーニは「甘い生活」で1960年にパルムドールを受賞した。仰ぎ見た「師」に少し肩を並べた格好だ。

 時代に振り回されず、自分の足元を見失わない監督でありたい、という。冷静に見たとき、映画賞というのは、その時の審査員の好みと時代の影響を受けて決まる一面があるのも事実だ。そして、地位や名誉を手に入れた監督の中には、人間性まで変わってしまった人もいる。栄冠は人を狂わせる凶器でもある。

 しかし、是枝監督に限ってその心配は無用だ。理由は2つ。信念の一端を見たのは2年前。日本アカデミー賞で「海街Diary」(15年)が最優秀作品賞など4冠に輝いたが、「謹んでお受けします」どころか、「この賞が日本の映画人みんなで祝えるものになるには、多くの改革が必要」と、もらった賞に意見。協会関係者を怒らせたスピーチは伝説になっている。

 それと、さすがにカンヌではちょうネクタイだったが、外見にこだわりがないところ。もう巨匠の域にありながら、シワのついたジャケットにシャツ、膝の出たズボン。髪も適当。身なりに無頓着な分も、全て繊細な映像を紡ぎ出すことに気持ちを注いできた。くたびれた私服を見る度、良い意味で「この人は変わらない」とホッとしてしまう。(編集委員・内野小百美)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日大アメフト 内田監督 関西学院大関係者に謝罪 !!

2018-05-20 09:25:00 | スポーツ
日大・内田監督、指示報道は「僕も心外」一問一答1

昨日19日夜羽田空港で日大アメリカンフットボールの内田正人監督(62)が記者団と会見しました。
6日に行われた関西学院大学との試合における「ラフプレイ」が彼の指示によるものか否かが激しくマスコミを通じて報道されてきました。
この情報からアメフト業界の素人である浜爺が知った事は「上田監督は日大常務理事にして人事部長」で日大執行部のNo.2だそうで彼に逆らえる学内の人間はいないそうですから「歯に衣着せて彼に苦言を呈する事の出来る人が居ないし自由闊達な学問の府ではない」様です。

そうすると騒動の趣旨は違いますがレスリング協会の栄前強化本部長の伊調選手に対するパワハラに似た状況がありそうです。とても日大内部の調査程度では問題の根っこの部分に切り込めそうもありません。

さて問題の関西学院大学の関係者と文書によるやり取りがあった後、とても謝罪の内容でないと抗議され
本人が取り敢えず関西学院側に謝罪に出向いたようですが帰りの羽田空港で「大きな間違えをしました」
何と謝罪した相手側の名前を「かんさいがくいんだいがく」と何度も発音していました。
まあ浜爺の様な関東人は「関西」と漢字を見れば「かんさい」と発音してしまうのは悪気はありません。
しかし長年にわたって交流戦を行いトップを競り合ってきたライバルであり強敵の名前を「かんさいがくいんだい」と発音するのは不勉強、不用意そして失礼千万だと思いました。

加えて「責任を取って監督を辞任」なる態度は問題の本質に迫る態度でないと多くのマスコミ人そしてそれを通じて知ったアメフト愛好者はもちろんスポーツファン一般と社会人一般の反感を買いました。
「ラフプレーの指示」は24日に文書で回答だそうです。
どう回答するにせよ、この程度の謝罪で済みそうに見えません。
フェアプレーの精神が感じられませんものね! 
学生のアマチュアであればフェアプレーの精神が無ければ「単にセミプロ」まがいの不良集団になり学生あるいは大学生の本分に悖る事になってしまいます。
第二幕がありそうですね。
しっかり見守りましょう。


写真:羽田空港における内田監督

日刊スポーツ:
 アメリカンフットボールの定期戦で関学大選手に悪質プレーを繰り返した日大選手の問題で、日大の内田正人監督(62)が19日、騒動後公の場で初めて口を開き、辞任を表明した。以下一問一答。

 内田監督 本日、関西学院大学に、大学の皆さんに対してですね、直接おわびのごあいさつをいたしました。そして今回の一連の問題に対しまして、全て責任は私内田の責任だと思っております。そして、この責任に対しまして、日本大学アメリカンフットボール部の監督を辞任したいと思っております。そして、この問題に対しての弁明はいたしません。すべて私の問題でございます。誠に申し訳ございませんでした。(約5秒間頭を下げる)

 −関西学院の皆様とは具体的には監督なのか、けがをした選手なのか

 内田監督 出席されたメンバーを私がこちらで言うことはちょっと控えさせていただきたいと思います。関西学院の先生方のプライバシーもありますし、そこでどういうお話をしたかと言うことも、申し訳ないんですが、ここでは私の口からは控えさせていただきたいと思います。

 −監督の指示はあったのか

 内田監督 それも含めまして、文書の、お互いに行き来でこちらから誠意を持って答えたいと思います。そして、もう一つは連盟のほうの委員会にもちゃんとした説明をする予定でございます。

 −文書はいつ回答するのか

 内田監督 まず第一にこの場合の、ちゃんとした文書を出す方がいいんじゃないかと判断いたしまして、中間的なおわびの文書と、もう若干の猶予をいただくということで出しております。

 −いつ頃までに

 内田監督 24日までに出す予定でございます。

 −文書ではなく、監督の口から話す方がより伝わると思うが、なぜ文書で回答するのか

 内田監督 それは関西学院さんの趣旨でございますので、ちゃんとした文書を出すというお願いの意見書と言うんですか、質問状が来てますので、それに対しての文書を出します。

 −指示があったのかなかったのか、その指示が選手にどう伝わったかというのは、監督の記憶に基づけばすぐに話せるのではないか。なぜ時間がかかるのか

 内田監督 それはですね、やはり我々150人からの青年を預かっております。各いろいろな個人個人の考えもあります。そこら辺のことをちゃんとしませんと、これからの、僕が辞めてもですね、部の方の存続が難しくなってしまいますので、そこはこれからの部のどういう方向に行くべきかと言うことも含めて、考えております。

 −指示があったのか無かったのかについてはここで話せるのでは

 内田監督 ここでは控えさせていただきます。

 −現役の選手からも「あのタックルは監督の指示があった」との話があるが、そのことを聞いてどう考えているか

 内田監督 正直言いまして、いろいろな臆測、SNSでの拡散、これには私も対応しきれないところありまして、そういう話はちょっと僕も心外というのが正直なところです。

 −監督として指示は無かったと言うことか

 内田監督 それは、大学のほうと連盟のほうにちゃんとした説明をいたします。そこの場で明らかになると思います。

 −常務役員を辞される考えはあるか

 内田監督 それは違う問題ですので

 −なぜ監督を辞めて常務役員にはとどまるのか

 関係者 それは関係ない

 内田監督 それはちょっと違う話

 −タックルをした選手について

 内田監督 すぐ話をしたんですが非常に精神的に落ち込んでいるというか、非常に気の毒な状態ですので

 −プレーする、更生して欲しいという思いはあるか

 内田監督 はい。僕は本人が早く資格を回復していただいて、これは連盟のほうの判断なのですが、試合に出られる、練習に出られるという立場にしていただきたいです。

 −その選手やアメリカンフットボール部のためにも、指示がそもそも監督からの指示だったのかは何よりも早く言及するべきでは

 内田監督 それは、我々の中では、本人に直接ちゃんと言うつもりです。

 −ここでは言えないのか

 内田監督 調査がありますので。
(引用終わり)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

棋士 藤井聡太さん 史上最年少で七段昇格へ!!

2018-05-19 06:59:42 | 芸能
藤井聡太、史上最年少で七段昇段「ここまで早く昇段できるとは」ひふみんの記録61年ぶり更新


昨日18日大阪の関西将棋会館で指された第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝で藤井聡太六段は先手の船井恒平六段を破り決勝に進出。これで内規を満たし七段昇格を決めました。
オメデトウ御座います。

凄いですね!ついこの間中学生で4段と驚いていたら史上最年少(15歳9か月)と史上最速(プロ入り
2016年10月1日から)1年7か月という新記録でこれは加藤一二三九段(78)の記録を62年ぶりに塗り替えた物になりました。
お昼ご飯に親子丼を注文していた場面がTVニュースで流れましたが「もうこの人は天才」なんですね!!

これを機に益々頑張ってください。


写真:対局後の感想戦で

スポーツ報知:
将棋の史上最年少棋士・藤井聡太六段(15)が18日、史上最年少15歳9か月での七段昇段を決めた。プロ入り(16年10月1日付)から1年7か月での到達は最速となる。「ここまで早く昇段できるとは思わなかった」と話した。

 この日、大阪・関西将棋会館で指された第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝で、先手の船江恒平六段(31)を72手で破り、決勝に進出。これで4組への昇級が確定し、七段昇段規定の一つ「六段昇段後の竜王戦ランキング戦連続昇級」を達成した。師匠の杉本昌隆七段(49)に、段位で肩を並べ「なかなかすぐに実感が沸かないです」。

 四段はもちろん、15歳6か月での五、六段の連続昇段に続く最年少記録で、加藤一二三・九段(78)が1957年4月に達成した17歳3か月での七段到達記録を61年ぶりに塗り替えた。

 報道陣22社約50人が詰めかけた注目の対局。師匠の井上慶太九段(54)、同じ門下生の菅井竜也王位(26)、稲葉陽八段(29)が藤井六段に土をつけた“藤井キラー一門”の船江六段が相手だった。夕食休憩明け直後に船江六段が指した逆襲の一手に46分も長考したが、相手の攻めを受けきった後、余裕を持って相手玉に詰め寄った。

 藤井・新七段は、来月5日の石田直裕五段(29)との決勝で勝てば、羽生善治竜王(47)への挑戦権を争う本戦に出場する。「非常に大切な一局になります」と気を引き締めた。
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歌手 西條秀樹さん 逝去 63才 !!

2018-05-18 04:15:26 | 芸能
【西城秀樹さん死去】永遠の“ヤングマン” 脳梗塞後もステージに熱い思い

昨日17日昼前TVニュースを見ていると白いテロップが流れ「歌手の西條秀樹さんが死亡」と流れました。
この日は世界的なニュースも国内の事件も一息入っていた様でこの後TVニュースは「西條さんの若い逝去」に焦点が当たっていました。

別紙によれば4月26日家族の前で倒れ意識の戻らぬまま16日63歳の若さで亡くなったよし。
謹んでご冥福をお祈りします。        合掌

西條さんが歌手で「young man」をはやらせた頃、子供たちが小さくて(偶然ですが)横浜のYMCAで水泳教室に通っていた頃で♪ 素晴らしい ymca ♪ なんて曲を何度も聞いた覚えがあります。
それとバーモントカレーのCM も良く見た覚えがあります。
近年では中国で「百夢度(バイムンド)」と発音します。バーモンドカレールーの中国版が出ていたんですね。西條さんとの関係は知りません。

歌手としての大成功にも関わらず体の方は無理があったか体質なのか50才前で摩づ一度目の脳梗塞に倒れリハビリに取る組む姿を見た記憶も束の間、60歳前で二度目の脳梗塞そして今度も脳梗塞か脳溢血の」様でした。残念ですね。
改めてご冥福をお祈りします。





写真:2001年再起した時の西條さん

産経新聞:
数々のヒット曲、情熱的なステージで人気を誇り、昭和歌謡曲の黄金期を築いた西城秀樹さんが16日、63歳で死去した。脳梗塞に2度見舞われながら、ステージへの熱い思いからリハビリに励み、約1カ月前にもコンサートで熱唱。力強く歌う姿を見せ、ファンを喜ばせたばかりだった。

 高校1年生で上京し、デビュー2年後、昭和49年に「傷だらけのローラ」がヒット。同年末にはNHK紅白歌合戦に初出場した。細身の長身、肌を露出した衣装、ウエーブのかかった長髪、何よりも叫ぶように歌う情熱的な歌唱スタイルが若い女性の心をつかみ、「ブーメランストリート」「ギャランドゥ」などヒット曲を連発した。

 54年の「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」は、星条旗をモチーフにした派手な衣装と両腕で「Y・M・C・A」とアルファベットを表す振り付けが受けて大流行。世代を超えて一緒に歌える曲として親しまれた。市場調査会社「オリコン」によると5月13日までに約81万枚を売り上げ、西城さんの最大のヒット曲となった。

 俳優として出演したテレビドラマ「寺内貫太郎一家」(49年)では、父親役の小林亜星さん(85)と毎回激しい親子げんかを繰り広げる演技が話題に。ハウス食品「バーモントカレー」のテレビCMに長く出演し、決めぜりふの「ヒデキ、感激!」は流行語になった。

 平成15年と23年に脳梗塞を発症。25年に大阪府内で行った講演では、右半身に障害があることを明らかにし、「やるという姿勢が大切」「あきらめたら終わり」とリハビリの大切さを強調。軽い運動など心がけていることを紹介し、「こうやって話せるのが生きがい」と話していた。

 昨年10月に東京・中野サンプラザで行ったコンサートでは、ほとんど動かないまま歌っていたが、「ヤングマン」を歌うときはおなじみの振り付けを披露、観客をわかせた。言語障害も残っていたはずなのにパワフルなステージを見せ、その後の取材に「歌になると楽に声が出る」と不屈の精神を示した。

 今年の誕生日の翌日、4月14日に栃木県で開かれたコンサートで、最後に熱唱したのは「ヤングマン」。“永遠のヤングマン”を全うした人生だった。(文化部 竹中文)
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マレーシアで新政権 消費税廃止 !!

2018-05-17 07:29:09 | 税、年金、国保
マレーシア、消費税廃止へ マハティール氏、公約実現

9日マレーシアの下院選挙で野党のマハティール首相率いる野党連合ですが日本のマスコミほとんどスルーしていル一つがこの6月1日より消費税6%を実質廃止するそうです。

凄い事ですね。欧米はもちろん日本デモ消費税を廃止あるいは低減した国は聞いたことがありませんから実行されれば革命的政策と言えます。
2009年の民主党への政権交代はこんな事を期待していたのですが今では民の字が残る野党を見ると「もういや!」と反応してしまいます。

消費税削減分はその分国家予算を減らさなければいけません。どうやって実行するか興味があります。
92歳の元首相が長いインターバルを置いて首相に復活とはあまり興奮しません(もっと若い人が政治を指導すべきと言う意味です)が新政権が落ちつつまでのワンポイントリリーフなのでしょう。
30年も前に老妻とシンガポールからタイへ特急列車で通過しながらクアラルンプルやバタワースに泊り止まりながら街中の中華料理屋で美味しい中華料理を食べた事を思い出しました。

分かり易い英語と当時はのどかな環境でどこを歩いても刺すような視線に会った記憶はありませんでした。
消費税の撤廃がうまくゆくといいですね!!
安倍首相にもまねをしてもらいたいものです。

写真:最近のマハティール氏

共同通信:
【クアラルンプール共同】マレーシア財務省は16日、6月1日から現行6%の消費税を事実上廃止すると発表した。9日投開票の下院選で勝利したマハティール首相率いる政党連合は政権交代から100日以内の消費税廃止を公約に掲げていた。

 消費税制度は2015年にナジブ前政権が導入し、国民の不満の対象となっていた。

 マハティール氏は16日、首都クアラルンプール近郊で記者会見し、4月に施行されたフェイクニュース対策法など「報道や表現の自由を抑える法律を廃止する」と説明。令状なしの拘束や家宅捜索を認める国家安全保障会議法なども廃止する。
(innyouowari)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする