京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2014 東山区民ふれあい文化財鑑賞会のご案内
写真は、法性寺の門前
今年も東山区民ふれあい文化財鑑賞会があります。
昨年は庭園でしたが、今年はBです。
開催は10/11(土)の9:30~16:00。
8/22~9/19までに事前申し込みが必要です。
定員は400名で、京都市内に居住または通勤・通学の方に限るとあります。
1組5名まで参加可能です。
参加費は1人1000円です。
さて今回は
泉涌寺、勝林寺と法性寺
です。
法性寺は、国宝の千手観音菩薩立像。
これだけでもなかなか機会がないのでいいです。
さらに勝林寺は、毘沙門天王像、吉祥尊天像や善膩師童子像。
この辺りはいいでしょう。
さて泉涌寺ですが、楊貴妃観音像はいいとして、韋駄天像と月蓋長者像ですので、
舎利殿が開くのですね。
詳細はコチラです。
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 5 ) | Trackback ( )
八坂庚申堂(金剛寺)
写真は、表門
八坂庚申堂(やさかこうしんどう)は、大阪四天王寺庚申堂、東京入谷庚申堂(現存しない)と並び日本三庚申の1つとされています。
腰痛や神経痛にご利益があります。
さらにこの八坂庚申堂といえば、アノ軒先などに吊るされている”くくり猿”です。
場所は東大路通と八坂通の交差点を八坂通へ東に入ります。
正面はテレビで見たことがある、“坂の上に八坂の塔”の画です。
この石畳を登ります。
突き当りに八坂の塔があるのですが、この少し手前の右側に八坂庚申堂の朱塗りの表門があります。
平安時代に当代随一の験者であった浄蔵貴所が創建しました。
浄蔵貴所は亡くなった父の三善清行を一条戻り橋でよみがえらせたことで知られています。
表門の屋根の上やなどには“見ざる、言わざる、聞かざる”の三猿像があります。
境内に入ってすぐ正面に賓頭盧尊者(びんづるそんじゃ)像が、奥に本堂があります。
賓頭盧尊者像や本堂の周辺には“くくり猿”の人形が吊るしてあります。
これは欲望のままに行動する猿をくくることで禁欲の象徴にしているのだそうです。
通常本堂の前は、くくり猿がたくさん吊るされた衝立で仕切られており見えません。
庚申の日
60日に1度の庚申の日には、11:00、15:00、20:00に本堂で護摩が炊かれます。
また当日は本堂が開放されています。
本堂には本尊の青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)がお祀りされていますがお厨子は閉まっており、その前に小さなお前立ちがお祀りされています。
本尊の次の御開帳は2040年だそうです。
左右には四天夜叉像が4躯お祀りされています。
須弥壇の左手には地蔵菩薩像、聖徳太子や弁財天像が、右手には不動明王、大黒天や開基・浄蔵貴所像がお祀りされています。
また表門を入ってすぐ左手でこんにゃく炊きを9:00~19:00までしておられます。
コメント ( 1 ) | Trackback ( )