18~9歳の頃、大阪に住んでいた時に食べた思い出のご馳走は
パチンコでフィーバー当てて阪急ホテルのビフテキを食べたのと
土方の社員に連れられて環状線の玉造駅前の焼肉をご馳走になった時ぐらいか
社員は自分の入っている宗教に僕を誘い込もうと焼肉を餌に自分が食べたいのをがまんしてひたすら僕に勧めた涙ぐましい思い出がある
20歳で上京してすぐ最初のご馳走は表参道のオープンエアのパスタ店だった
同級生の大学の柔道部監督?に連れて行って貰ったんだが
夕暮れ時の輝かしい青山通りを眺めながら
(東京のスパゲッティ屋はえらいおしゃれやな)
と感動した
日曜の朝は必ず大使館通りのヒルサイドテラスでコーヒーを飲んだ
大阪にいた時は阪急うどんの‘水,だった
夜の学校の休みの日は仕事帰りに銀座のライオンかビヤホールのニュートーキョー
お気に入りは赤坂のロシア料理店、ボルシチを食べウォッカを飲んだ
初めて女の子を連れて寿司を食べたのがテレビ局の地下にあった店
カウンターで震えながらお好みで頼んだ
たぶん鮪に鯵、鰹ぐらいしか知らなかっただろう
「10万持って行けば足りるよ」と常連に聞いたので10万持っていったら
支払いは5千円だった
(店の大将に貧乏なのを見透かされたんだな)
その年の忘年会は赤坂の料亭で二次会は六本木のクラブだった
スポンサーは大学教授のDr
赤坂にはその他、郷土料理の土佐料理の店があったのでよく行った
それらも日々の食事3食がバイト先の病院で安く食べられたからだ
(この病院の賄食は最高に旨く夜間の学生にはいつも大盛りにしてくれた)
必然、外食に金をかけられた
大阪から上京して食い物が一変した
食い物バブルじゃ!