さっき昼に帰ってテレビを点けたらオリンピックのボート会場はどこが良いか白熱の議論をしていた。
ほとんどの出演者が海の森以外
皆、どこぞの誰だか得をしてるか知らないが‘利権,や‘口利き,の問題で頭がカッカして冷静さを失っているんだろうな
あんなもん冷静に考えると‘海の森,以外考えられないのと違うだろうか
あの場所はゴミの埋め立て地でまだ野原のままで緑が少ない
だけど場所的にはディズニーランドからお台場のウォーターフロント続きで土地だって地権者は都?国?だ
費用対効果を考えるなら絶対に海の森
あそこに海の森公園を作ったらそれこそ都会のオアシス
大好きなこの場所にも近いし
悪いけど埼玉の彩湖や宮城のどこだかだとたぶん一生に一度だって行く事なんて無いもんな
どうせ何百億円もかけるなら人多くの人が楽しめる場所じゃ無きゃ
だけどボート会場を海の森にするには徹底的に利権を排除しないといけない
会場が海の森に決まったら、わし時給900円でいいから掃除のおっさんで雇ってもらいたいんやけど
もうどうでもええけど・・
日々の暮らしの中でふと
(あの時、ああしていれば、ああなっていれば)
(今頃、どうなっていただろう)
とか思う時がある
昔々、10代最後の頃、大阪で一人暮らしをしていた
急行も止まらないちっちゃな駅、
路地裏の窓枠から隙間風の入る三畳一間のボロアパートに住んでいた
金があると駅前のパチンコ屋に入り浸っていて
いつも風呂代を残してすっからかんになった
風呂に入りながら
(もう2度と行かん)
とか思うんだけど
金が入ると自然とパチンコを打っていた
いつも金が無くて暇なもんだから
夕暮れに近くの安威川と言う川の土手を散歩したり
橋の下で壁にボールをぶつけて一人キャッチボールをしていた
浅い川原に葦の葉が揺れていた
川に架かる鉄橋を大阪に向かう阪急電車が走る
その頃、近くに体育大学があって川原の土手を同じ年頃の女の子達が一生懸命走っていた
僕はタバコを吹かして対岸の茨木の街を眺めた
(皆、いろんな人生があるんやろな)
とか考えながら