昨日の日曜日はいつもの下町じゃなくて都心に向かいました
日曜日の都心は人が少なくて落ち着きますね
この日向かった先は芝の安養院と言う小さなお寺です。
あまりに小さくて場所が分からなくて他所のお寺の住職さんに道を尋ねたら
その住職さんがわざわざここのお寺まで案内してくれたんですよ
ここのお寺の片隅にひっそりと壊れかけた墓石が4っつ並んでいます。
ここに眠るのはまだ20歳そこそこの若者たち
時代が明治になって間もなくの明治3年、土佐藩士であった彼らはイギリス留学を目前に控えていました。
たぶん、選ばれたエリート達なんですね
しかし、ここが高知県人と言うか、若気の至りと言うか
正月の3日に酔って他藩の侍相手に殺傷事件を起こしてしまうんですね
その結果、藩が下した裁定は4人とも‘切腹,
まあしょうがないと言えば、しょうがないんだろうけど
おとなしくしていれば彼らの将来にどんなに素晴らしい道が開けていただろう
それも明治の世になってからの‘切腹,とは
昔から高知県人は酒でしくじる奴が多いんだな・・
(わしか)
その頃はもう土佐藩じゃなくて高知藩だったんですね
ここに来て新発見
ここのお寺の片隅に置かれてある古い墓石って土佐藩士ばかりなんですね
それも時代の古いのばかり
ここのお寺と土佐藩のつながりは分かりませんが
きっと何らかの関係があったんでしょう
4っつのお墓に酒をお供えしましたが
酒でしくじったのに