じつはこれはさっき本当にあった話なんだが
本当に身の毛もよだつ出来事だ
これってほんまの事・・・
(心の中で叫んでしまった)
昨日、続怖い話で出て来たゴキブリの子供
まだ真っ黒な羽にならない茶色い子供のゴキブリなんだが
殺虫剤を噴射して弱らしたはずなんだがいくら探しても見当たらない
もう今朝も探して探して
でも、死骸も出て来ない
きっと隙間の奥深くで昇天しているんだろうと思って忘れていたら
さっきしょうもないブログを書きながら仕事をしていた最中
お客様がベッドで横たわっている足元でヨタヨタとそのゴキブリが
ベッドカバーが真っ白だからよけいにびっくり
ベッドの上にゴキブリなんぞ初めて
うちの名誉のために言うけど
うちは清潔なのが一つの売りなんだ
まるでホラー映画やんか
さっき自宅の裏のIさんと
「毎日暑いね」と挨拶したらIさんが
「城址公園の森の中が穴場だよ、あそこってけっこう涼しいよ」
とおっしゃる
実は僕はIさんよりずっとその城址公園に詳しい
だって僕はほぼ毎朝あの公園でに行って体操しているし
昔の職場は公園の目の前だ
(あそこは涼しいはずだよ、もう何人もの方があそこの森で・・・)
名前こそ城址公園だが実は城なんか無くて砦だったそうだ
昔の地名は‘ねごや,
足軽たちが生活のする小屋が随所にあった
戦国の世にここで何が行われていたか知らないが
足軽と言えば聞こえがいいがたぶん‘野盗,の類じゃなかろうか
第一ここの公園の近くの住宅地に戦国時代の遺跡が出る場所があってそこが本当の城跡だと言われている
ここの公園には石垣だって見当たらない
あの暗い森の中は幽鬼が漂い鬼気迫る
その真っ暗な森の端っこに公衆トイレがあって
夜、電燈はついていないが感知式の電燈がある
夜にそんな暗くて物騒なトイレに入る奴なんて浮浪者はもとより誰もいないが
日の出前のまだ真っ暗な時間に入る奴がいる・・・それは
僕だ
だいたいが朝の4時半ごろこの公園で体操をするんだが
真夏以外はまだ真っ暗だ
体操をする駐車場は電燈はついていないが街の灯りが見渡せる
だけどたま~にお腹が痛くなってくると暗くて怖い森の中に入らないといけない
(いややな~何か出てこんとええけど・・・)
(〇〇さん出てくんなよ)
恐怖感に苛まれながら漏らすよりはいいから
勇気を奮い立たせて暗い森の中に入る
あの日は確か春先だった
その時も急にお腹が痛くなって森に向かった
真っ暗な森の中でも勝手知ったもんだからトイレの場所は分かる
トイレに入ると感知式の灯りが点く
ここのトイレは結構広いんだ
手洗いの鏡は何かが映ると怖いから見ない
そっと和式トイレにはいってドアを閉めてしゃがみ込む
風の音と森の木々の揺れる音しかしない
その筈なんだが
耳を澄ますと何やら聞こえて来た
カチャカチャと何かが擦れ合う音
それと誰かが話している音
その音がだんだん大きくなって来て
森の中で宴会をしているようだ・・
鎧に具足の音、刀の触れ合う音・・盗賊の笑い声・・
ヨーホー♪ヨ~ホホ~♪♪ライフォーミー?
(なぜかカリブの海賊のBGMまで流れて来て)
キャー!
その時女性の叫び声が
・・・
あかん
はよ店閉めて帰ろう
今朝いつもの様にウォーキングにでかけ
家に帰る途中に職場によって仕事の準備をする
今日はゴミの日なので裏の雑草を少しとっておこうと
納戸を開けようとして・・・
(嫌やな・・・ゴキブリの糞があるし、おとといまでゴキブリがおったし)
そいで納戸の扉を開けたところ・・
・・・
なんと!
ゴキブリの子供がとびかかって来たんじゃ
(ほんまやで)
腰抜かすところやった
あわてて殺虫剤かけたが
その後、姿が見えん
もうこんな仕事場嫌んなった
はよう辞めっ!ちゅーとこだろうか